【TRPG】 迷宮キングダムとテケリ・リ
月イチのゲーム会。
今回も「迷宮キングダム」をプレイ。
我が、魔法キングダム辺境伯領に本国の弟王子が政権争いに負けて亡命してきたところからシナリオはスタートする。
王位簒奪が目的であるプリマベラ女伯は、さっそくこの弟王子と婚約を発表。ディープワン信仰を強引に推し進める兄王子を暗殺すべく、少数の精鋭と共に本国へと潜入活動を開始する。
弟王子が王座についたら、すぐさま喰い殺してやると宮廷の人間たちに公言したはばからない女伯は、自らを「カマキリ女伯」と名乗りだす。
ここが辺境伯領の正念場――といった感じの話であった。
今回は、前回の教訓を得てか、シナリオのバランスは普通であった。速攻でラスボスを探し出して、速攻で退治する。そして、すぐさま帰る。遊びは無し!
そして、領地の運営は順調そのもの。
なんとなくこれ以上領地を広げるのは損益分岐点を超えるような気がしてきた。いま、この規模で維持するのが一番効率がよい気がする……
もっとも、外敵が攻めてこないという条件での話であるが。
宮廷の面々の戦闘力もだいたい煮詰まってきた。
役割分担がはっきりしすぎて、戦闘は常にルーチンワークをしているだけという感じ。援護キャラは毎回同じ行動を同じ手順でやっているだけなので、だいぶ退屈そう。このへんはちょっと問題かも……
ゲーム終了後、カードゲームの「テケリ・リ」をプレイする。
ハーツなどに代表されるトリックテイキング系ゲームと呼ばれるものだが、絵柄がクトゥルフ神話を題材としているのが面白い。
簡単だけど、悩みどころや、予想外の展開もほどほどあって、なかなか手堅くまとまっていて良いゲームである。
中でも、ロングトリップというイベントカードは良いアイデアかと。これが出るとワッと場が湧く。
あと、クトゥルフの邪神たちという、押しつけられると嫌なんだけどちょっと苦笑いをしてしまうモノをカードの図案に選んだのも目の付け所が良い。
5分ぐらいでルールの説明はできるので、ちょっと時間が余ったときなどにプレイできるのも良い感じである。
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