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2006年12月19日 (火)

【小説】 神様のおきにいり3が近日発売

 私の書いた小説の「神様のおきにいり3」が12/25に発売されます。
 ネットの本屋さんでも予約受付を開始したようです。
 公式サイトでは表紙とピンナップ画像が公開中。
 見ればおわかりいただけるように、もう水着と妖怪だらけの海水浴大会ですよ、おとうさん。
 サブタイトルは「ぬれおんな」です。
 海の妖怪としては、比較的有名な彼女ですが、名前は同じでも性質は地域によって結構異なっていたりします。
 まあ、「海辺に出てくる女の妖怪だから……濡れ女か磯女でいいんじゃねえの?」と安易につけられたような名前ですから、昔の人はいろいろなモノに、濡れ女という名をつけたんでしょうね。

 さて、今回、いつもの面々は地元を離れて海水浴へと出かけます。
 そこで出会った謎の少女の正体と、目的は……
 とかいったお話ですが、あいかわらず民俗学っぽいこともちらほらと書いています。知っている人はニヤリとできる、知らない人は「へー、そんなものが日本にあるんだ」と思える、そんな小ネタを散りばめました。
 しかし、やっぱり一押しは水着と温泉シーンですな。真田さんのイラストも気合がはいっております。
 そうそう、イラストと言えば、真田さんの描く縛鎖の小人が可愛すぎるせいで、なんだか彼らの登場シーンがどんどん多くなっているような。最初の巻では一言もしゃべらないような正体不明のキャラだったのに(笑)

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2006年12月17日 (日)

【食事】 バジルペーストづくしな生活

 瓶で買ったバジルペーストだが、一度空けたら、なんか劣化しそうな気がするので、早めに使い切ってしまおうといろいろ料理を模索する。
 昼食、台所に炭水化物系が無かった(パスタは飽きたし)ので、ドイツ人を真似してジャガイモを主食にしてみた。
Photo_93  ふかしたジャガイモとツナマヨネーズ、そしてバジルペーストのみの昼食。
 ジャガイモに塩をふってバジルペーストをつけて食べてみると、これがなかなか合う。バターよりも、こちらのほうが好みかも。
 ツナマヨネーズと交互にジャガイモにつけて、もくもくと食べていくが……たくさんふかしすぎたな、これ。
 中ぐらいのジャガイモ3個だったのだが、思ったより胃にヘビーである。
 こりゃあ、燃費がいい食べ物だ。

 夜は、鶏のもも肉をワインとバジルペーストで焼いてみる。
 塩コショウを強めにした鶏肉をさっと焼いて表面に焦げ目をつけたら、白ワインを多めに入れて、そこにバジルペーストを溶かす。
 あとはフライパンの蓋を閉めて、数分ほど蒸し焼きにすれば完成。
 煮詰まったワインと肉汁とバジルペーストが、そのままソースに。
 適当な料理にしては、鶏肉もやわからく焼けてなかなか美味。案外と白米にも合うおかずとなった。

 これでだいたい半分ぐらいは使ったかな。

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2006年12月16日 (土)

【食事】 バジルペーストとボンゴレビアンコ

 バジルペーストを買ってきた。
 バゲットなんかにぬって食べると美味しいし、パスタにも利用できる。
 
Photo_92  今日のお昼はボンゴレビアンコにバジルペーストをちょっとまぜてみる。
 バターたっぷりのボンゴレビアンコに比べると、だいぶ風味が違う。
 バジルの香りと、オリーブオイルのコクのコラボ。
 ただ、アサリの味がすっかりどこかへ行ってしまっているような……
 これはバジルがききすぎているのか、それともアサリがハズレだったのか。
 明日はジャガイモとバジルの温サラダにでもしようかなー

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2006年12月 9日 (土)

【食事】 あんこうのドブ汁を「いさみ」

 せっかくの忘年会なので、ちょっと贅沢にあんこう鍋を食べに行った。
 このお店のあんこう鍋は、ダシに肝を溶いた「ドブ汁」と呼ばれるものである。
 普通、最初に肝を溶いて、そのあとで味噌などで味付けをするような気がするが、ここは味噌ダシにあとから肝を溶く。
 皿の上に盛られたあん肝ペーストを、ねっとりとした視線で見つめる我々。

「……これが肝だよね?」 ぺろり
「うん、肝だよね?」 ぺろり
「もうちょっと味見をしてみないことには……」 ぺろり
「うまいね、これ」 ぺろぺろり

Photo_91 油断していたら、ダシに溶かす肝が無くなりそうな勢い。けど、なんか妙に美味しくて困ってしまう。
「もったいな~い」という声を無視し、心を鬼にしてあん肝をダシに溶かしていく。
 まったく、これで不味いわけがない。けしからんな、ドブ汁め。
 責任者出てこい、褒めてつかわす!

 さて、骨付きの身から煮ていき、それから野菜などを投入。コラーゲンたっぷりのあんこうの皮は最後に入場。
Photo_90  あんこうの身は下ゆでされているので、野菜がしなっとなったらもう食べ時だ。
 食べてみると、おもったより肝の味が感じられない。もっとこってりとした味かと思ったが、風味程度にとどまっている。これはちょっと拍子抜けだった。
 とはいえ、やはり身の引き締まったぷりぷりの白身魚の鍋は幸せの味がする。
 肋骨まわりの身が美味しい。はふはふ骨をつかんで食べていく。
 あんこう鍋はあまり食べたことがないので、すっかり味を忘れていたが、タラよりはフグに近い感じ。
 ついついダシを飲んでしまい、このままでは雑炊にするときに肝の味がなくなってしまうということで、ダシ飲み禁止令が急遽発令された。
 煮込んでみると野菜もかさが減るので、ぺろっと平らげてしまった。
 お次はいよいよ雑炊である。
 ここの雑炊はネギやきざみ海苔の他に、小ナメコもついていて、ちょっと気が利いている。
 卵をかき混ぜようとするが、なんか黄身がぷりぷりしていてなかなか混ざらない。新鮮な卵だからなのだろうか?
 さすがにダシが減っていたので、ちょっと味噌ダシを追加して、ご飯を投入。
Photo_89  溶き卵を入れて完成となったが……なんか見た目は最悪……(笑)
 けど、味は良い。ようやくダシの肝が活きてきたという感じだ。ちょっと塩味が足りなかったので、適時、醤油をたらすとこれがまた美味しい。
 雑炊というよりは、あん肝のリゾットというか、なにか新しい料理を食べている感じである。
 それにしても、せっかくおまけでつけてくれた小ナメコの存在感の無さは笑えるほどであった。
 すべての味はあん肝の元に統合されてしまっている。素晴らしきかな、あん肝。
 こちらもあっという間に残さずぺろっと平らげてしまった。
 なんというか、ドブ汁はこの雑炊をつくるために存在しているね。身を食べるのは、その前準備なんだよ、きっと。

 目新しいモノをいろいろ食べて、なかなか楽しい忘年会であった。
 値段はちょっと高くついたが、年に一度ならこのぐらい贅沢しても良いかと。 

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【食事】 マグロと対決の「いさみ」

 月イチゲーム会の面子で恒例の呑み会。
 今年最後の集まりなので忘年会ということで、ちょっと豪勢に海鮮居酒屋「いさみ」へと向かう。
 狙いは今が旬のあんこう鍋である。
 めっきり冷え込みが厳しくなってきたので、ビールは飛ばして、いきなりぬる燗を注文。
 そして、おすすめメニューを見ると……おっと、ありましたよ。
 冬になったら食べたくなる食材で、なぜか縁の無くて食べていなかった、たらの白子ポン酢が。
Photo_88  ついでにあん肝も頼めば、完璧な前菜である。
 ここの白子とあん肝は、なかなか美味しい。
 白子はぷりっと濃厚ながら、口の中でさらっととろける。よくない白子はざらっと残ったり、ねとっとねばったりするものだが、ここのは絶妙。たぶん鮮度よりも、湯で加減が上手いのではないかと思われる。
 あん肝のほうは、十徳のモノよりも臭みが少なく、これまた美味しい。
 続いてやってきた、ホタテのもろみ味噌焼き。こちらはクーポンを持ってくるとひとり一枚サービスしてくれる。
Photo_86  甘いもろみ味噌と、ホタテの旨味が合わさって、もう酒が進む、進む!
 とてもサービスとは思えない一品である。
 さて、メインのあんこう鍋を前に中ボス登場。
 マグロの兜焼き。口に刺さっているフォークが、なんだか妙に可笑しい。
 マグロにしては小さいが、それでもいままで上品な食べ物が並んでいた食卓に置かれると迫力がある。いまいち写真では大きさが伝わらないかもしれないがフォークや付け合せのレモンの大きさから比較想像をしてもらいたい。たぶん子供が見たら泣きます。
 ちなみに半分に割ってあるので、半面は無い。
 猛烈なマグロ臭さに圧倒されつつも、どりゃあっと思い切って裏返して、肉を露出させる。
 その途端、みんなの手が伸びてきて……さあっ、Photo_87 解体ショーの始まりだぜ、ひゃっほうっ!
 私は頭頂部の身と、目の裏側にあるトロトロな部分(視神経?)をゲット。
 マグロ臭さに眠っていた野生の本能を呼び起こされたのか、みんな貪欲にマグロをバラバラにしていき、瞬く間に頭蓋骨だけに……
 味のほうは、まあマグロを焼いたモノ以上でも以下でもないのだが、やはり兜焼きを食べると妙に場が盛り上がる。もしかすると、外人がブタの丸焼きとか、七面鳥の丸焼きを食べたがるのも、同じ理由なのかも。
 マグロを食べ終えた我々は、ちょっと刺身などをつまみながら小休憩。
 今年のナンバー1ニュースとか、マイブームなどの発表をしていく。
 マグロの臭いと味が消えたところで、いよいよメインのあんこう鍋であるが――

〈つづく〉

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【TRPG】 迷宮キングダムキャンペーン最終回

 今月の月イチゲーム会の題目は「迷宮キングダム」である。
 これでキャンペーン5回目ぐらいだろうか。思い返してみると、結構やっているなぁ。
 お家騒動で我が魔法キングダム辺境伯領に亡命してきた本国のお人好しな第二王子を抱きこみ、次期国王として擁立させ、タカ派の第一王子を我々が暗殺しようというお話。
 当然、擁立した国王は傀儡で、実質的統治は第二王子の妃となった我らがプリマベラ女泊が執り行うことになるのだが。
 まあ、とにかくこのゲームは戦闘ばかりやっているので、心が荒む。
 第二王子への同情心などまったく無いままにシナリオは進み、なんやかんやで王子が生贄になりそうになっても誰も助けようともしない。
 というか、婚姻は済んだので、お国のために死んでくれたほうかあとくされが無くていいなぁ、などと思ったりして。
 まあとにかくあたるを幸いに邪魔者はすべてぶち殺して、お人好しの旦那は観光名所「ツンツンデレデレの泉」で働かせ、辺境伯などと呼ばれていたプリマベラ女伯も、ようやく念願の女王となったところでキャンペーンもエンディングを迎えた。
 キャンペーンを終えて思うに、アイデアもシステムも面白いゲームであったが、5回ぐらいやるとやりたいことはだいたいできるようになってきて、頭打ちした感じがするようになる。王国経営も国を拡張するより、小さくまとめたほうが効率が良い(運営が楽な)気がするし。
 あと、こっちのレベルがあがって敵の雑魚のレベルが高くなってくると、それほど強くは無いのに、単に倒しづらい能力を持った敵ばかりになってなんかうざったくなる(特に潜行能力を持っている敵がウザい)。あと、こちらのHP上昇率に比べて、敵のHP上昇率が異常。
 そんなわけでいろいろ思うところはあるが、迷宮キングダムはもう満腹になるまで味わったかなー、と。
 次回は久しぶりにTORGのアイルキャンペーンを再開する予定であるが、最近は忙しくて毎月マスターするのは時間&体力的に無理になってきた。
 はてさて、来年はこのゲーム会はどうなることやら……ちょっと心配である。

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【食事】 マレーカレーの「汎」

 月イチゲーム会の前に恒例のランチ。
 遅刻が相次いで三名しか集まらなかった。
 今日の店はランチにカレーバイキングをやっている「汎」というお店。とはいえ、カレー専門店ではなく、本当はアジア系の料理を出すお店らしい。ランチ以外に来たこと無いから、よく知らないが。
 ここのお店はカレーの種類が豊富なところ。
 アジア系料理店というだけあって、インド系のカレー以外にもいろいろ用意されている。
 その日のカレーはというと――

 ナスとひき肉のカレー(ややキーマカレーっぽい?)
 スープカレー(野菜たっぷりのカレー風味のスープという感じ)
 グリーンカレー(ココナッツの風味と鮮烈なスパイスのコラボ)
 ポークカレー(日本家庭のカレー)
 マレーカレー(マレーからやってきた不思議なあいつ)

 という感じ。
 マレーカレーというのがあまり耳慣れないが、以前のここのマレーカレーは絶品であった。
 脂の乗った鶏肉のもも肉とスパイスのきいたカレーの組み合わせが絶妙で、見た目は普通の日本のカレーなのだが、その鮮烈な味わいはマレー・イコール・カレーという認識を我々に与えてくれたものだ。
 ……ところが!
 味が落ちてる。
 がくっと落ちている。違う店かと思うぐらい。
 とにかくマレーカレーはスパイスがききすぎて、ただ辛いだけになってしまって食べるとむせるぐらい。鶏肉もなんか肉質が落ちている。
 これはグリーンカレーも同じで、ごほごほむせながら食べた。あと、グリーンカレーは油が多すぎ。Photo_84
 ナンは相変わらずカピカピに乾燥して、冷めているし……うーん。
 久しぶりのマレーカレーに期待していたのに、もうしばらくこの店にはいかないでいいかなぁー
 まあ、バイキングで値段が880円というのだから、その安さを考えると文句を言う筋合いはないのかもしれないけど。
 とはいえ、人間心理からすると、それまで価格以上の満足を与えてくれていた店が、価格並みのサービスになってしまうと、普通以上にガッカリしてしまうものだ。
 やっぱり、これからはカレーが食べたいときはシディークでいいかなー

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【食事】 味わい深い喫茶店「西武」

 さて、また忙しくなってきたのだが恒例の月イチゲーム会へ参加すべく新宿へと。
 例によって集合時間の2時間前に到着して、遊ぶ前の一仕事をこなす。
 今回はランチ会場が少し離れているので、いつものルノアールではなく適当に目に付いた「西武」という喫茶店に入った。たぶん西武グループとは関係無いと思う。
 通常600円のコーヒーがモーニングサービスで450円というところがちょっとだけ嬉しい。
 店内は喫茶店にしては広めで、すごい古臭い内装。古びているのではなく、古臭い。昔の大型カフェーという感じだ。
 客層はほとんどが遊び人風のおじさんばかり。場外馬券場が近いからか、競馬新聞を読んでいる人が多い。
 喫茶店に来ると人間観察も面白いので、店の入口が見える一番奥の席に座る。
 さすがに12月の早朝の道を歩いてきたのは寒かったので、頼んだのはホットコーヒー。
 これがなかなか美味しい。渋みも酸味も少なめで、甘みとコクが強い、私好みのコーヒー。朝からちょっと得した気分。
 もっとも、最近、胃の調子がよくないので喫茶店でもカフェラテとかを飲むようにしていたから、久しぶりのコーヒーで美味しく感じられただけかも。
 ともあれ、この喫茶店は雰囲気もコーヒーの味も合格点。
 ただ大きな欠点がひとつ。それは禁煙席が無いこと。
 客層を見る限り、禁煙席の需要は低そうなのでしかたないかもしれないのだが……
 それにしても、この規模の喫茶店で禁煙席の無い店というのも、いまどき珍しいかもしれない。これも客層を見ての、この店なりのサービスなのかも。

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2006年12月 3日 (日)

【食事】 池袋から焼きとんが消える日

 TRPGコンベンションの帰りに、池袋のいきつけの焼きとん屋の「三福」へ向かう。
 ビールを頼んで、「さ~て、食いまくるぞ~」と意気込んだのだが、なんと焼きとんのほとんどが品切れという状態!
 焼きとんの無い焼きとん屋など居る価値は無いので、ビールをかっくらってさっさと店を出る。
 しかたないので、今度は「みつぼ」へと向かうが……休み。
 流れるように「かぶらや」へ向かうが……休み。
 池袋から焼きとん屋が消えた!
 というのも、この日は日曜日。
 客層としてサラリーマンを狙っている焼きとん屋は、軒並み休業日のようだ。
 しかし、一度火のついた焼きとん魂はもう消せない。
「他の居酒屋で……」という意見を却下して、新しい焼きとん屋の開拓へと赴く。
 目指したのは、これまで呑みにはあまり行くことの無かった東池袋の人生横丁あたり。
 このあたりにたくさんある横丁をフラフラするが、日曜日のためか開いている店はほとんどなくゴーストタウンのような雰囲気。昼間、クトゥルフを遊んだせいか、なんか探索者になった気分である。
 その中でホルモン焼きの店を発見。カウンターで八席ぐらいしかないような店だったが、七輪でホルモンを焼いている様子は非常に心惹かれるものがあった。ただ満席で泣く泣くあきらめる。なんか常連以外お断りな感じの雰囲気の店だったが、一度行ってみたいものだ。
 で、幸いなことに人生横丁の出口付近で開いている焼きとん屋を発見。なんかチェーン店のような店構えだったので、いまいち心惹かれなかったが、そろそろ身体も冷えてきて限界だったので、入ることにする。
 ここでもブタ刺し、おでんは品切れ。まあ、市場が休みなのだから、ブタ刺しは出せないのだろう。
 しかし、焼きとんはそろっていたので、とにかくカシラとハラミを頼みまくる。
 タレはいまいち。市販の焼き鳥のタレのような甘い味がして、ブタの良さを台無しにしている。
 塩のほうは、ちょっと薄味すぎ。
 肉は良いのにもったいない……と思っていると、座席の脇にあるじゃないですか。「伯方の塩」が! Photo_81
 いきなり沸き起こる「はっ・かっ・たっ・のっ・塩!」コール。
 例のコマーシャルソングを歌いながら、ハラミに塩をかけて食べると……うまい!
 ようやく目が覚めた!
 もうこうなったら、我々の独壇場だ。テンションもあがってきた。
 ハラミを持ってきた店員さんに、またハラミを頼み、それをもってきたらまたハラミを頼む。
 これぞハラミスパイラル。合間に「はっ・かっ・たっ・のっ・塩!」も忘れない。
 ニンニクをバターしょうゆを入れた小さな鉄鍋で煮るという料理があるのだが、調子に乗った我々は、その残ったバターしょうゆにハラミをつけて食べだすという暴挙に……溶かしバターをハラミにつけて食べるなんて、いったいどれだけこってり好きなんだと。しかし、これもうまい!
Photo_83 様子を見てみようと、ハラミの他にもシロ、ガツ、テッポウと頼んでみたが、こちらは「正直、おまえらは黙ってモツ煮にでも入っていろ」という感じの代物であった。これは残念。
 また、炭水化物も欲しくなったので、焼きおにぎりも試してみる。ここの焼きおにぎりは醤油の炊き込み御飯を焼いたものであった。ちょっと濃いめの味付けであるが、悪くない。ただ、皿の脇にちょっとお新香を添えてくれたら満点であった。 Photo_82
 酒は入口付近で寒かったので、ひたすら熱燗を頼み続ける。いまどき酒タンポで燗をつける店ってちょっと珍しい気がする。わざとレトロな雰囲気を出しているのかもしれないけど。
 それにしても、なぜか冬の焼きとんには、安っぽい日本酒の熱燗がよく似合う。焼きとんに地酒を合わせるというのは、どうもちぐはぐな気がするのだ。
 熱燗をさしつさされつ、もちろん手酌も上等だぜっ! とやっていると、そのうち身も心も暖かくなって、すっかりお腹も満腹に。

 結論としては、事前調査無しで飛び込みで入った店にしては、なかなかあたりだったかと。
 ただ、三福やみつぼに比べると、ボリューム感が乏しいのは残念。しかし、控え選手としては十分に活用できるだろう。日曜日にやっているのも素晴らしい。
 問題は店の名前を覚えていないことである。場所はだいたいわかるんだけどなぁ。

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【TRPG】 TGR-CONでクトゥルフをプレイ

 TGR-CONは運営進行がスマートでお気に入りのTRPGコンベンション。渋谷で開催させるときはよく参加をさせてもらっている。
 今回、クトゥルフ神話TRPGの2卓もたつというので、友人たちと参加させてもらった。
 ところが当日、集合時間を1時間間違えて早く到着してしまう。
 いくらなんでも朝9時から始まるコンベンションは無いだろう。途中で気づけよ。
 しかたないので喫茶店で仕事をする。ノートパソコンを持ってきていてよかった。すばらしきかなモバイル技術。
 で、ようやくみんなと合流して、いざ会場へ。
 私が参加したのは現代日本を舞台としたシナリオ。
 クトゥルフ神話やオカルトっぽいネタを交えた謎解きのある、私好みのシナリオであった。
 ただ、私の悪い癖なのだが、謎の臭いを感じると、自制心を失ってプレイヤー知識総動員で全力で解こうとしてしまう。魔人探偵脳噛ネウロぐらいの勢いで。
 今回、クトゥルフ初心者さんがいたのに、ひとりで先走って推理をガンガン進めてしまったのは良くなかったと深く反省している。
 いま思い返すと、とても初心者さんに優しいプレイとは言えないものであった。
 このへんが、友人たちみんなに「プレイヤーとしてのおまえはよろしくない」と言われる所以なのだろう。
 もっと上手いプレイヤーにならないといけないな。

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2006年12月 2日 (土)

【食事】 ほうれん草とシーチキンのペペロンチーノ

 経験からモノを学ばない人がいます。
 それは私。
 また、パスタを茹ですぎました。しかも、流れは前回とまったく同じく「ちょっと少ないかなー?」と一掴み追加して、茹で上がってから「うわっ、多い!」とビックリ。
 いったい何度目かと。
 ほうれん草が美味しい季節なので、またほうれん草を使ったパスタ。
 たっぷりのオリーブオイルにニンニクを入れてじっくり香りを出したら、たっぷりめにほうれん草を入れて手早く炒める。Photo_80
 最後にシーチキン缶をあけて、パスタとしっかり和える。
 思ったよりほうれん草が油を吸収してしまったので、うまく乳化できなかった。おかげで、なんかパスタにソースがうまくからまず焼きそばのような感じに……うーん。
 でも、ほうれん草とオリーブオイルの相性はなかなか良い。ほうれん草といえばバターという固定観念が崩された(しかし、バターも捨てがたい)。

 さて、今日の発見。
 シーチキンといえばはごろもの商標だが、使用している魚はてっきりマグロだとばかり思っていた。
 ところが、今回の缶詰はカツオを使用したものであった。
 えっ? と思ってネットでちょいちょいと調べてみると、マグロだけではなくカツオも使用することもあるという。
 味はあまり変わりない気がするが、いままでまったく気づかなかったとは情け無い……
 しかし、マグロはツナ缶と呼ぶが、カツオは何缶と呼べばいいんだろう。
 辞書を見るかぎりは、カツオもツナと呼んで良いようなことも書いてあるが、なんかマグロで無いのにツナというのは抵抗あるなー
 これからマグロが高くなったら、どんどんカツオのツナが増えていくんでしょうな。

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