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2007年6月 5日 (火)

【食事】 ソパ・デ・アホという料理

 最近、なんのめぐり合わせかソパ・デ・アホという料理をテレビで見ることが多かった。
 スペインのニンニクスープなのだが、別にスペイン料理が流行しているというわけでもあるまいし……
 気になったので、ネットでレシピを調べて自分で作ってみることにする。
 スペインの家庭料理なのだそうで、レシピはいろいろバリエーションがある。
 共通しているのは、ニンニクを入れることと、卵を入れることぐらいだろうか。
 いくつか調べてみて、一番スタンダードなものを試してみる。

 まずはオリーブオイルでニンニクのみじん切りを弱火で炒めてゆっくりと香り出し。
 そこにベーコンも少々。
 本当なら粉末パプリカを入れるのだが、無かったので余っていた生のパプリカを入れる。
 炒めたら、そこにお水と粉末チキンスープを入れて、煮立つまで待つ。味付けは塩と胡椒。
 沸騰したら、スープに直接フランスパンを入れて、生卵を投入。卵は崩さずに白身が固まるぐらいで火を消して、調理終了。
 カリカリに焼いたフランスパンと一緒に食べる。

 スープを吸って柔らかくなったフランスパンはふにょっとした食感。
 どこかで食べたような気がする食感なのだが……と、懸命に記憶を探るとピピッと来ました。
 そうだ、これはまさしくお麩である!
 そう気づくと、スープを吸ったフランスパンは驚くほどお麩に近い。特に車麩にそっくり。
 お麩とパンは小麦が材料という点では同じなんだろうけど、スープを吸ったフランスパンがここまでふにょっとした感触になるとはちょっと意外であった。
 本来は硬くなったフランスパンを無駄なく食する方法らしいが、たしかにこれなら硬くなっても食べられるかと思われる。
 また、卵の黄身はカリカリのパンで潰して、とろ~りしている中身をつけて食べる。これもなかなか。
 ただ、パプリカが多すぎた。余っていたので半個全部入れてしまったが、作ったのが一人前なのでなんだんニンニクスープというよりパプリカスープという感じの味に……これは失敗であった。
 結論としては、レシピから想像のできる味そのままである。
 食べきれないで硬くなってしまったフランスパンに持て余したときにつくってみようかな、というぐらいの料理かと。

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