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2007年12月26日 (水)

【TRPG】 久し振りにTORGにプレイヤーとして参加

 月イチゲーム会で、ひさしぶりにTORGのプレイヤーをする。
 うーん、TORGのプレイヤーは何年ぶりだろうか。
 大好きなのに、プレイヤーとして遊ぶ機会には恵まれないゲームである。
 今回はいつもプレイヤーをしているO君に、全二回のミニキャンペーンをマスターをしてもらうことになった。
 そんなわけで、ストームナイトは新しく作成をする。
 私が作成したのは、コアアースに変身した好奇心の強いスタレンジャー。
 スタレンジャーの人権向上運動に、身を投じたカソリック神父。その名も「マルコム∀(ターンエー)」。
 マルコムXの次だから∀というネタだったのだが、プレイヤーの半分がマルコムXを知らなかったので空振りになってしまった不遇のキャラ。
 五本の触腕に黄色い雨合羽を着せて、中央部の空気ポンプを利用してホバリングしながら無音で移動する。一見、雨合羽を着た五人の子供が連れ立って歩いているかのように見えないことも無い、というのは本人談。
 逃げるときは雨合羽を脱ぎ捨て囮として敵の注意をそらし、その後、空気ポンプを利用して時速70kmの巡航速度で空を飛ぶことが可能。
 得意技は、この五人に見せかけた偽装を利用する〈トリック〉で、銃ではなく、相手を騙して倒す。
 あと、10m伸びる触手を利用しての先行偵察、状況分析などが得意。

 ……って、TORGを知らない人は、ここまで読んで、いったいどんなキャラだよ。頭がおかしいのじゃないか? とか思われるだろうが、本気でこんなキャラだった。
 スタレンジャーというのは、TORG特有の種族で、巨大な空飛ぶヒトデといった生物。非常に知的ではあるが、異様な外見のため人々に偏見の目で見られているのを、マルコムXに習ってなんとかしたいと思っているというキャラだったというわけだ。
 マルコムXなのにカソリックだとか、そういう細かいことは無視の方向で……まあ、9割方はネタキャラなんだけどね。

 シナリオ自体はサイバー教皇領で密かに行われようとしていたレジスタンス活動に巻き込まれて、ひどい目に遭うという感じだったが、〈逃走〉カードのおかげでひどい目に遭う前に逃げ出すことに成功。
 ラストの戦闘をせずにクリアーしてしまった。
 なんか物足りなくもあったが、出てきた敵がとにかく強くて、嫌な相手だったので、戦うのが馬鹿らしくなって逃げ出してしまった。どうせ倒さなきゃいけないという相手でもなかったし。
 久しぶりにプレイヤーとして参加すると、ストームナイトとはいえ、やはりシナリオに食いつかせるための動機と目的作りは、しっかりさせないといけないなと勉強させられた。
〈仇敵〉カードが出たので、私のキャラはサイバー教皇領の機械化伯爵に、仲間のスタレンジャーが剥製にされたことに怒って、復讐をしに来たとしていたのだが……他のキャラは、なんかシナリオに絡みづらそうであった。

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コメント

>スタレンジャー!?
TORG初心者に毛が生えた程度の私には、敷居が高いキャラと認識しておりますが、イラストからして心惹かれる素敵生命体ですね。
とても楽しそうだ♪

>動機と目的
シナリオにもよりますが、用意があればあるだけ、確かに入り込みやすいと思います。
ただTORGの場合、ソレらは各種イベントカードにも設置する必要があるだろうし、私個人としては作り込まれてなくても良いと考えています。
厄介事が目に付けば、誰に頼まれなくとも首を突っ込み、裏の陰謀まで根こそぎ暴いて帰るのがストームナイトと認識しております♪

投稿: 書店員K | 2007年12月27日 (木) 08時34分

 ナイルのヒーローや、アイルの名誉騎士とかは熱血バカなので行動自体が目的となりますが、ニッポンテックやサイバー教皇領、オーロシュといったニヒルな感じのキャラの場合は、プレイヤーの技量に任せきりというのは、ちょっと辛いのではと、私なんかは感じます。

投稿: 内山靖二郎 | 2007年12月27日 (木) 20時35分

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