【食事】 変わったお酒を飲む
変わったお酒を飲むというコンセプトの飲み会に参加させてもらう。
いろいろ怪しいお酒を飲んだが、印象深いのをいくつか。
筆頭は「ケルピー」というスコットランドのビール。麦芽に海草を混ぜているのだそうな。
なぜそんなことをするのかというと、スコットランドの痩せた土地では、土に海草を肥料として混ぜている。そのため麦芽にはほんのり海草の匂いがするらしい。それを再現するために、わざわざ海草を混ぜるのだそうだが……個人的な意見としては、「余計なことをするな!」といったところ。
味はやや薄口の黒ビール。
しかし、匂いを嗅ぐと、なんともいえない海の香りがする……
潮の香りとかではなく、岸壁に打ち上げられて腐った海草の匂いなのだ。
「こ、これは……きっとインスマウス人のためのビールに違いない!」と、戦慄する我々であった。
あと、チュニジアのイチジクの蒸留酒「ブッハ・オアシス」は、香りがすっきりしており、飲み口も軽い。
日本の甲種焼酎に近い味だが、こちらのほうがほんのり甘みがあるような……無いような。
他のお酒がかなり独特だったので、普通のお酒である「ブッハ・オアシス」が実に美味く感じられたというのは、言わない約束。
ちなみに、非常に個性的なお酒にすっかり参っていた我々の前に遅れてやってきた差し入れの日本酒の「大盃」とかジョニ黒は、まるで女神様のように見えましたとさ。
めでたし、めでたし。
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 【食事】 ハゼ釣りリベンジと天ぷら(2013.08.11)
- 【食事】 函館の朝食バイキング(2013.07.18)
- 【食事】 函館・活きイカ三昧(2013.07.16)
- 【食事】 豆とサザエとしらす(2013.04.07)
- 【食事】 アヒージョおいしい(2012.11.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント