【TRPG】 ガグとグールの関係
以前、招待をいただいたTRPG合宿の食事の席で「なんで、ガグはグールを嫌うのん?」と聞かれた。
私の書いたあるシナリオで、そのような描写があるからだ。
その場では、うろ覚えであやふやな返事をするのみだったが、そのあとちょっと気になって調べてみた。
まあ、調べるというほどの作業でもなかったのだが、私がそう思うにいたった記述はホビージャパンから出版された「クトゥルフモンスターガイド2」のガグの項にある。
そのまま引用すると、以下の通り。
「ガグはまるで迷信を恐れるようにして食屍鬼を避けています」
なにを根拠に、執筆者がこのようなことを書いたのかまでは追跡調査はしなかったが、私がシナリオのアイデアのもととしたのは、間違いなくこの説明書きからである。
まだクトゥルフ神話に関する資料の少なかった当時、「クトゥルフモンスターガイド」はシナリオのイマジネーションをとてもかきたててくれるサプリメントで、なによりも愛用をしていたものだ。
ひさしぶりに読んでみると、なんかいろいろ面白いことや、首を傾げたくなることがあって楽しかったりする。
なお、非常にどうでもよいことだが、私たちが好んで使用するギャグの中に、この本の「識別ガイド」ネタがある。
モンスターに遭遇したときに、このガイドを見て「翼がありますか?」「それは2本足ですか?」といった質問に答えていけばその正体がわかるという優れもの(笑)
ゲーム中にモンスターに遭遇した目撃者に出会うと、よくこの質問を真似ることが多い。
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