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2008年5月29日 (木)

【TRPG】 ちゃんことクトゥルフキーパーの晩餐

 池袋でクトゥルフ神話TRPG好きの人たちと集まって、ちゃんこ鍋をつつく。
 今回の話題は初心者対応卓について。
 JGCなどでは半数が初心者というのはいつものことなので、常に初心者対応卓であるよう心がけてはいる。
 そんな私の経験談を交えながら、コンベンションで使用したシナリオのハンドアウトなどを見てもらう。
 クトゥルフ神話TRPGにハンドアウトなど不要という人もいるかもしれないが、私個人としてはコンベンションなどのどんな人が来るかわからないという環境では、ゲームの失敗を減らすための有効な手段だと思っている。 
 ルールブックでは推奨はされていないが、懐かしのシナリオ集「13の恐怖」では各々のシナリオに個性豊かなプレロールドキャラクターが提示されており、そのシナリオの雰囲気を伝える重要なファクターとなってくれていた。
 有効なテクニックならば、どんどんと取り入れていきたいものである。

Photo  写真は、唐辛子増し増しにしたちゃんこ鍋。
 見た目はもの凄いが、思ったよりは辛くなかった。味噌スープにぴりっとほどよい刺激が混ざっている程度。
 ただ、唐辛子をもしゃもしゃ丸かじりしている人がいたけど……翌日、大丈夫だったのかなぁ?

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2008年5月26日 (月)

【食事】 ゴーゴーカレーと消えた焼きトン屋

 月イチゲーム会に参加するため新宿へ。
 ランチは、最近、大盛の店として、やたらとテレビに出るようになったゴーゴーカレーである。
Photo  私はメジャーカレーにチーズのトッピングサービス。メジャーカレーというのは、この店の名物メニューで、やけくそのようにフライが乗っているカレー。
 ライスの量に比べてカレールーが少なく、カレールーでライスを食べるというより、上に乗っているおかずでライスを食べるといった感じ。
 トンカツとチキンカツが同じような味がする……この肉、大丈夫か?
 油断するとフライの味に飽きてしまいそうになるので、もしゃもしゃと無心で食べる。
 なんというかカツカレーのカツが嬉しくないというのはいけないと思う。過ぎたるは及ばざるが如し。
 カレールー自体は、濃い目でしょっぱい独特の味で、嫌いではない。
 やはり普通のカツカレーをルー増しにするのが得策か……

 ゲームのほうは、クトゥルフ神話TPRGのキャンペーン第二話目にプレイヤーで参加。
 詳細は故あって書けないが、私の探索者は正気度が17点減ったが、その後、18点回復するという起死回生のシナリオであった。そのうえPOWまで1点上昇して、クトゥルフなのにどんどんキャラが強くなっているぞ……うふふ。
 なお、前回のゲームで死亡して作り直した探索者が、正気度を30点以上失って、精神的にロストした。いやー、死に癖ってあるもんだなぁ。

 打ち上げは、おきにいりの焼きトン屋へ向かったのだが、なんと改装して焼肉屋になっていた。一応、食べてみたけど、どうということのないお店に成り下がっていた。これなら牛角のほうがマシという感じ。
 新宿で安くて落ち着ける焼きトン屋は貴重だっただけに、これは大ショックな事件であった……

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2008年5月14日 (水)

【食事】 大分県TRPG・食べ歩き紀行 天ぷら編

 畑の真ん中に、妙にたくさんの車の停まっている店がある。
 なんでも地元で評判の天ぷら屋らしい。
 もちろん、そうと聞いたら食べないわけにはいかないだろう。
 天ぷら屋さんといっても、店の作りや雰囲気はなんかラーメン屋さんといった感じ。
 コの字型のカウンターの奥で、親父さんがひたすら天ぷらを揚げて、パートのおばさんやお姉さんが忙しく動き回って料理を運んでいる。
 我々はカウンターではなく座敷席に陣取り、臨戦態勢だ。
 真昼間だったので、まわりの客は親子連れで食事に来ている人ばかり。天ぷら屋とはいえ、天丼とか、天ぷら定食など、中華定食屋の感覚で食べている感じ。
Photo  しかし、私はあえてここでもビール。
 そして、地元のかたおすすめの天ぷら各種をいただく。
 地物らしいタコの天ぷらはジューシーでやわらか、タコの甘みがじわっと口の中に広がる。
 さくさく、むちむちで、ビールが進む、進む!
 また、これも地物らしいビイカの天ぷら。見たところホタルイカかと思ったが、調べてみたPhoto_2 ら別の種類のイカ(ミミイカなどの小型のイカの総称?)らしい。まるごと一匹あげているので、ゲソのパリパリ感と、腹のジューシー感を二度楽しめる。火を通してあるせいか、ワタの風味は少なかった。
 そして、大分県の名物料理のひとつ、とり天だ。
 鶏肉を天ぷらにして食べるという料理。から揚げとは違う。
 そのお店によって作り方がいろいろ違うそうで、先日のハモ屋さんで食べたときは、まるで明石焼きのようなふわっとしたコロモの食感が面白かった。
 こちらのお店は、まったく印象が違い、天ぷらよりはから揚げに近いかと。
Photo_3  しかし、天つゆにつけて食べるところは、やはり普通とは違うなと。
 その他、たけのこ、あなご、かき揚げ、ニンニクなどなど、たっぷりと天ぷらをいただく。
 しかし、天ぷらのお店に連れてきてもらっておいて申し訳ないのだが、このお店では「りゅうきゅう」という料理がすごく気に入った。九州地方の漁師料理ということ。
 カンパチの刺身を、醤油と酒、砂糖、青ネギ、大葉、わさび、ゴマであえた料理。
 わさびの爽快感のある辛さと、砂糖醤油、ゴマの濃厚な風味という、なんかミスマッチのような気のする組み合わせが、なぜか妙に美味しく感じられる。
 ビールでも日本酒でも焼酎にでも合いそうな酒だ。
 ブリやカツオなどでも良いということなので、今度、家でも試してみることにしよう。

 さて、これにて大分リポートは終了。
 今回の旅行では、地元のかたにいろいろ美味しいお店に連れて行っていただき、大分の食を堪能させてもらった。

 改めて、この場で「ありがとう、そしてごちそうさま!」と感謝の言葉を述べさせていただきます。

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2008年5月13日 (火)

【雑談】 大分県TRPG・食べ歩き紀行 探索編

 日出町から線路に沿って続く、のどかな国道10号線を車で走っていると、気になるものを発見した。
 国道から細い脇道が延びて、線路を越える踏切がある。ここまでは珍しくも無い風景。
 ところが、そのすぐ先にコンクリート製のそこそこ大きな鳥居が立っているのだ。
 踏切と鳥居が連続して立っているのでちょっと珍しいと思っていたが、もっと奇妙なことに 気づく。
 この鳥居の先には畑しかないのだ。
 国道があって、踏切があって、その先に鳥居がぽつんと立っている。
 なんだかちぐはぐな光景に、私が首を傾げていると、「じゃあ、寄ってみるか」とドライバーさんが鳥居のほうへと戻ってくれた。
 ぐるりと大周りをして、国道側とは逆のほうから鳥居へと向かうと、すぐに謎は氷解した。

Photo_2  ちょっと説明しづらいので図を参照。

 つまり、国道側からだと、この鳥居は反対から見ていたというわけだ。
 本社と鳥居が妙に離れており、その間を線路と国道が走っている。たぶん、この鳥居はずっと昔からここに立っていて、あとから国道が走り、線路が走り、本社と分断されてしまったのだろう。
 だからぽつんと鳥居だけが立っているように見えてしまったのだ。
 肩透かしなオチであったが、「こういう知的好奇心が探索者には必要なのだ」と自分を納得させる。
 せっかくだから、この鳥居を車で通り抜けて帰ろうということに。
 遠目には車で通り抜けられそうだったのだが、入ってみると思ったより道が細い。
 ぐらりと車が傾き、立ち往生してしまう。
 Photoしかも、いままで電車なんか通っていないのどかな線路だったのに、タイミングを見計らったように踏切が鳴り出した。
「これはっ、何者かの罠か!?」
 と、焦りだす我々であったが、まあ、車は踏切に入っていなかったので大丈夫。
 そこまでドラマチックな展開は探索者ならぬ我々には荷が重い。
 ゆっくりバックをしてなんとか鳥居の罠を脱出。
 しかし、これで脱輪していたら大騒ぎであった。

 その後、車内では、あの鳥居は興味を引かれてくぐった者を、踏切で殺害する呪われた鳥居だったのだとか、いろいろクトゥルフシナリオ的な妄想で盛り上がることに……
 地図にも載っていないような小さな神社だったが、良い旅の思い出となった。

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2008年5月12日 (月)

【食事】 大分県TRPG・食べ歩き紀行 城下カレイ編

 昭和の町をあとにして、城下カレイを食するため日出町へ。
 ここは日本で一番有名なカレイだろう城下カレイの総本山である。なんでも城下カレイ祭なんてものも開かれているそうな。
Photo  城下カレイ専門店で昼食としてミニコースをいただく。
 刺身の醤油でひと悶着。
 生醤油とはちょっと違う味わい。
 鹿児島の醤油は甘いという噂を聞いていたから、これがその醤油かと思っていたのだが、地元の人は醤油に何かを加えているのではないかという。
 そこでテーブルの醤油を舐めてみると……なんか似たような味が。
 やっぱり生醤油なんじゃないの?
Photo_2  しかし、「いや、この醤油にはたぶん梅酢が入っている」と主張する地元のかた。
 突如勃発する、味覚対決。
 お店の人に聞いてみると、梅酢が入っていますとの説明。
 あっさりと完全敗北して、がっくり。味音痴なのかなー?

 城下カレイは、最初に出た刺身が一番美味しかったかな。
 もっちりと薄いあめ色の身。まるでフグのように、あさつきともみじおろしを好みでつけて食べる。
 Photo_3 触感もフグに似ているが、味はもうちょっと濃厚な感じ。エンガワ部分もついてきて、こちらは脂の強い、さらに濃厚な味。
 続いて、カレイといえば定番の煮付けにから揚げ、さらに茶碗蒸しにお吸い物と、城下カレイづくし。
 から揚げと一緒に出たのは、やけに綺麗な色の天ぷら。聞くと、ツツジの花だそうな。
 最後の湯呑みの底には、カレイの細工が沈めてあって、最後までカレイと一緒の食事であった。
 しかし、このカレイの細工は目玉が飛び出ていてなんか不気味な感じ(笑)

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2008年5月11日 (日)

【食事】 大分県TRPG・食べ歩き紀行 ミルクセーキ編

 大分三日目、最終日。
 午前中は昭和の町という、地域ぐるみでレトロな雰囲気を出そうという町に観光。
 資料館でCOMの創刊号とか、少年キングとか古い漫画を眺めたり、子供の頃のプレゼントですごく嬉しかった恐竜探検隊ボンフリーのおもちゃを眺めたり。
 ところで、一緒に歩いていた、昨日のコンベンション参加者のかたたちが、お金をいれて冷蔵庫の中から瓶を引き抜くタイプのコーラの自動販売機を知らないという。
 これには愕然とさせられた。

 さて、どこに行っても食べることは忘れない。
 ここでは地元のかたがおすすめのミルクセーキのソフトというものをいただいた。
 Photo ミルクセーキの味がするソフトクリームなのか、ミルクセーキをソフトクリーム状にしたものなのか、いまいち判断に苦しむ。
 味のほうはハチミツの甘みが強いミルクセーキだったから、たぶん後者のほうだったのだろう。
 他のみんなは甘すぎるといっていたが、ハチミツの甘さなのでそんなに嫌味はない。私は美味しくぺろっといただいた。
 写真の背景は、昔の宅配用自転車。
 わざわざ地元のかたにミルクセーキを持って貰って撮影。

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2008年5月10日 (土)

【食事】 大分県TRPG・食べ歩き紀行 ハモ編

Photo  コンベンションの打ち上げは、ハモ会席をいただくことに。
 ハモというと京都というイメージだが、よく捕れるのは大分付近。地元のものを、地元でいただくのは旅の最高の醍醐味だ。
 ご存じのかたも多いかとは思うが、ハモというのは非常に小骨が多い魚である。そのため、骨きりという調理法で身に細かく切れ目をいれて小骨を切断する。そうすることで、ようやく食べられるようになるわけだ。
Photo_2  この会席では、ハモの湯引き、刺身、茶碗蒸し、しゃぶしゃぶと完全なるハモづくし。
 ハモのしゃぶしゃぶは、昆布とハモの中骨を出汁する。
 湯の中に骨きりをされた身を入れると、すぐに皮が縮まりくるりと花を開くよう茹で上がる。これは見た目にも楽しい。
 身の味も良いが、気に入ったのは身の内側で縮まった皮の食感である。割とぷるんとしPhoto_3 た歯ごたえで、フグに通じるものがある。
 そして〆は雑炊である。一度、鍋をさげてもらい厨房で作ってもらう。
 スープは絶妙な塩梅で、身体にハモの出汁が染み渡るよう。一日の疲れがすっと抜けるような滋味のある雑炊。
 手の込んだハモ料理をいろいろ食べさせてもらったのに、なんだかこの一杯の雑炊が一番心に残っていたりするのは調理されたかたにちょっと申し訳ないかPhoto_4 な?

 なお、このお店ではカモカツ丼という料理もあった。
 その名の通り、ハモのカツのどんぶり。上品な食材の代名詞のようなハモをカツにして、どんぶりにしてしまうというミスマッチが面白い。
Photo_5  機会があったら食べてみたいものだ。

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2008年5月 9日 (金)

【TRPG】 大分県TRPG・食べ歩き紀行 コンベンション編

 大分二日目、コンベンション当日である。
 朝起きると、昨日の酒が残っており、やや胃と頭が重い。まあ、この程度なら数時間ですっきり解決するのは長年の経験でわかるので無問題。
 軽い朝食を済ませて、コンベンション会場へと移動。
 20名強のコンベンション。
 ここの特徴は、コンベンションの前に集まった人間の交流をかねて、オリジナルの人狼をプレイすること。私も参加したが、ゲストということで目立ったのか、すぐに標的にされて殺されてしまった。がっかり。
 主催者の用意してくれたお弁当に、中津名物である唐揚げ、他にも参加者が持ち寄ったおかしたくさん。それらをいただきながら人狼が終わるのを待つ。
 このときいただいた唐揚げは、鳥のいろいろな部位をそのままぶつ切りにしてそのまま揚げたような豪快なもの。骨がところどころ残っていてゴリッとするのはご愛敬。
 大分の名物おかしというふれこみでいただいた堅パンは、なんというか尋常ではない堅さ。ゴリゴリと氷砂糖をかじっているような気分になった。まあ、地元の人いわく、堅いというネタのおかしらしいので、味のほうは気にしないでくれということであった。
 あと、三時のおやつとして、一口たいやきが振る舞われた。
 中身がいろいろ変わっていて面白い。あんこが食べたかったのだが、一度目はカレー。二度目は警戒して黒っぽいやつを選んだら、なんとチョコという巧妙な罠に見事にひっかかる。うーん。
 このように食事面を充実させて参加者においしいものを食べてもらおうというのも、このコンベンションの特色だそうな。良いことですな。

 さて、いよいよお仕事の時間である。
 このために呼ばれたのだから、頑張らねば。
 酒もきっちり抜けて、頭も冴えてきた。
 今回、用意したシナリオはJGCなどで好評を得た「きみに捧ぐ舞台」という現代日本のシナリオである。
 クトゥルフ初心者がふたり、経験者がふたりというメンバー。
 序盤から、なかなか手際よく情報を集めていたのだが、最後の最後で行動選択を誤り、さらに呪われたようにダイス目が悪くなったため、三人が正気度ゼロとなり邪神の虜となる大惨事に……
 もっとも、ひとりはギリギリのタイミングで他の三人を残して逃げ出したため、罪のないNPCたちを救出して、そのまま無事に生還した。
 全滅すると達成感が落ちるので、ひとりだけでも生き残ってくれてよかった。
 ただ、クトゥルフ初心者ふたりはPCが死ぬことに慣れていないようで、自分の無惨な最後にだいぶショックを受けていた様子。初めてのクトゥルフ体験で、妙なトラウマを与えていなければいいのだけれども……

 その後、サイン大会をして、小一時間ほどトークショーをする。
"クトゥルフ神話TRPG"について、とりとめもない話をダラダラとさせてもらった。
 あまりにとりとめもない話に、終了後、もっとなにを話すはまとめておくべきだったかなと反省。
 文章に書きながらでないと、言いたいことをまとめられないんだよね、私は。

 その後、寄せ書きの色紙や、その場でプリントアウトした写真などをいただき終了。
 これまであまり経験したことのない、実にアットホームな感じのコンベンションであった。主催者のかた、本当にお疲れ様でした。
 これからも頑張ってください。

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2008年5月 7日 (水)

【食事】 大分県TRPG・食べ歩き紀行 前夜祭編

 初日はコンベンションの前夜祭。
 大分空港で購入した揚げたての天ぷら(我々のいうところの薩摩揚げ。魚のすり身を揚げたもの)を頬張りながら、前夜祭の会場へと移動。
 やはり揚げたての天ぷらは美味しい。いや、冷めても美味しいんだけどね。
 大分のお土産はこれで決まり。チルド便で自宅に送ることにする。
 Photo 前夜祭の会場は、中津駅前のもつ鍋屋。
 ここのもつ鍋は甘口の醤油スープ。
 こってりと油の残した腸部分を、たっぷりキャベツとゴボ天と一緒に鍋で煮込む。モツとゴボウというのはよくある組み合わせだが、わざわざゴボ天にするというのは珍しい。天ぷらのコロモが少し解けたスープは、甘くてこってりしており、どちらかというとすき焼きの風味に近い。
 また、中津市ではなにかと鶏の唐揚げを食べる習慣があるのだという。これは初耳。
Photo_2  この席にもたっぷり鶏の唐揚げが出た。こってり脂の乗った皮の唐揚げや、さっぱり胸肉の唐揚げなど、バリエーションも豊富。
 お酒は幹事のかたがお奨めする焼酎をいただく。
 ロックで頼むと、大降りのグラスになみなみと注いで持ってくる。
 最近の小洒落た焼酎バーとかは、価格が高い割にロックグラスにツーフィンガーぐらいしかいれてこないが、まったく格が違う。これが九州流?
 もっとも、私はあまり焼酎の味はわからないので、どれも美味しいとカパカパいただくだけであった……せっかく良い焼酎だったのだろうに申し訳ない。

 その後、カラオケボックスに移動。
 このカラオケボックス、個室にトイレと洗面所がついており、しかも無駄に部屋が広い。さらにソファーもテーブルも置いていない空き空間がある。
 これも九州流なのか? と首を傾げていると、単に以前ラブホテルだったからとのこと。つまり、部屋をそのまま流用しているだけというわけ。
 アニソン縛りでアホみたいに歌いまくる。
 そして、空きスペースで踊りまくる人も(私じゃないよ)。
 最後はスパロボの「SKILL」を大熱唱して終了。

 その日は、幹事のかたの家でやっかいになる。
 猪肉や鹿肉といった珍しい肉をいただく。味がよくわかるようにと、あえて素焼きで。
 旅館などで猪鍋などを食べさせてくれるところもあるが、正直、薄切り過ぎて味などよくわからないことが多い。
 その点、今回は分厚くぶつ切りのため、肉の味がよくわかる。
 猪の肉は、豚よりはマトンを彷彿とさせる味わい。やや癖が強い。
 鹿の肉はだいぶ硬く、肉自体の味も薄め。もっともこれは部位による差かもしれない。
 ともあれ、この場での猪鹿対決は猪に軍配があがった。
 これらの珍しい肉をつまみに、また焼酎をロックでがぶがぶと。
 後半の記憶はだいぶすっとんでいる。ちょっと飲み過ぎたかも。久しぶりに焼酎メインで飲んだら、酒量を間違えてしまった。
 それでも明日のコンベンションに備えて、深夜二時前には就寝。
 ぐっすりと翌朝まで爆睡をした。

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2008年5月 6日 (火)

【雑談】 大分県TRPG・食べ歩き紀行 飛行機編

 ゴールデンウィークは、大分県のコンベンションにゲストとして招待をいただいた。
 私にとっては、初めての九州上陸体験。これもクトゥルフ様のご利益かと。
 飛行機に乗るのは久しぶりなのでネットで予習。
 なんか事前にダウンロードした二次元バーコードがあれば、さくさくと乗れるシステムになっているようですよ?
 浜松町からモノレールで羽田空港へと……って、あいかわらず細長いなぁ。
 この細長さを撮影するべく、空港の端から写真を一枚。どこのおのぼりさんかと。
Photo  二次元バーコードのおかげで、チケットが無くても搭乗手続き不要で中に入ることができる。進歩しているんだなぁ。
 しかし、搭乗口までの移動はやはり遠い。というより、大分行きの飛行機の搭乗口、羽田の一番端っこなんですが……
 ゴールデンウィークということで用心して90分前に到着していたが、割と空いていて20分程度で手続きは終了。ノートパソコンで時間を潰す。
 この日、東京は小雨の混ざる曇天であったが、飛行機が上昇すると一気に雨雲を突き抜ける。年甲斐もなくわくわくする爽快感。
 雨雲の上には、さらに薄い雲がかかっている。雲の二段構造。
 だが、しばらくの上昇ののち、雨雲のさらに上にかかっていた雲も突き抜けた。
Ana  一気に晴れ渡り、翼が太陽の日差しを受ける。
 南下を続けるうちに下に見えていた雲も晴れていき、地上の景色が見える。文字通り航空写真の世界。
 山の合間にある水たまりのような平地に、ごちゃごちゃと建物が密集しているのが見える。上空から見ればちっぽけな世界であっても、あれこそが長い年月をかけて人が造りだした世界なのだ……なんて、詩的な気分になったりして。
 飛行機に乗っただけで、ひとりでこれだけテンションをあげられる自分の若さに、ここは素直に乾杯しておこう。

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2008年5月 1日 (木)

【食事】 モンゴルウォッカを飲む

 クトゥルフオンリーコンに参加したあと、池袋のモンゴル料理「故郷」にてモンゴルの酒に挑戦するという企画に参加。
 まずはアイラグ。
 本場では馬乳を発酵させるのだが、この店では牛乳で作っている。
 牛乳を発酵させれば、ヨーグルトになる。当然、味もヨーグルト。
 しかし、もの凄くえぐい。ひとくち飲むとテンションが下がる。他の人たちも同様の顔つき。
 お酒というよりは健康飲料として受け取るべきかと。店の人もアルコール度数はほとんど無いといっていた。
 まあ酒税法のからみもあるしね。本物のアイラグはなかなか日本じゃあ飲めないだろう。
 とりあえず、これは小手調べ。次からが本番の牛乳酒、別名モンゴルウォッカである。
Photo  牛乳酒の蒸留回数によって、どんどん度数があがっていく。
 まず最初に頼んだのは、蒸留1回の牛乳酒16度。
 さきほどのアイラグから一転して、あまーいカルピスのような飲み口。
 ほどよい酸味のおかげかアルコールを感じさせること無く、すっと喉をとおり、その後、胃の中でじわっと暖まる感じ。
 グラスでカパカパ飲めてしまいそうだが、うっかり飲み過ぎてたいへんなことになってしまいそうな危険性を感じさせる。
「女性を酔わすのに良い」というのはスケベ親父の発想なので禁止。お酒は正しく飲もう。
 さて、これは軽く食前酒として飲み干して、次の度数へランクアップと意気込むが、「明日も仕事なんだよっ!」という意見から、そういう泥酔確定ルートはやめて、間をすっ飛ばして、一番度数の高い46度に挑戦する。
Photo_2  ボトルの口が小さくなって、ちょろちょろとしか中身が出ないような造りになっている時点で、なにか危険な感じが……
 香りは中国の白酒(日本の白酒とは違う)に近く、ウォッカという印象は無い。
 味は……まあ、なんというか私の舌では、繊細な違いを感じ取ることは難しいね。アルコール度数の強い酒であるということぐらいしか。
 ただ、ウォッカやジンよりは飲みやすいかと。香料が少ないからか?
 嬉しいのは、とにかく羊肉に合うということ。
 以前もそうだったのだが、私はこの店に来ると、羊肉の料理しか食べないでお店の人に呆れられてしまう。しかし、この酒には羊肉ぐらい自己主張の強いつまみでないと合わないのも事実。
 そんなわけで、羊を食っては、酒を飲み、そしてまた羊を食うという繰り返し。
 最後は、お店の人が「あんたら飲みすぎ」と心配そうにサービスしてくれたバター茶で〆る。
 酒を飲んだ後は、この微妙なしょっぱさと温かさが、ちょっと嬉しい。
 ほろ酔い気分で帰宅。
 食べて飲んで、なかなか満足のモンゴル酒体験であった。

 なお、この店の隣には、なんか気になるパキスタン料理店があるのだが、調べてみたところ、そこの店はイスラム教的に禁酒らしい!
 おおっ、なんと恐ろしい……知らずに入っていたら、ひどいめに遭うところだった(笑)

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