【食事】 大分県TRPG・食べ歩き紀行 ハモ編
コンベンションの打ち上げは、ハモ会席をいただくことに。
ハモというと京都というイメージだが、よく捕れるのは大分付近。地元のものを、地元でいただくのは旅の最高の醍醐味だ。
ご存じのかたも多いかとは思うが、ハモというのは非常に小骨が多い魚である。そのため、骨きりという調理法で身に細かく切れ目をいれて小骨を切断する。そうすることで、ようやく食べられるようになるわけだ。 この会席では、ハモの湯引き、刺身、茶碗蒸し、しゃぶしゃぶと完全なるハモづくし。
ハモのしゃぶしゃぶは、昆布とハモの中骨を出汁する。
湯の中に骨きりをされた身を入れると、すぐに皮が縮まりくるりと花を開くよう茹で上がる。これは見た目にも楽しい。
身の味も良いが、気に入ったのは身の内側で縮まった皮の食感である。割とぷるんとし た歯ごたえで、フグに通じるものがある。
そして〆は雑炊である。一度、鍋をさげてもらい厨房で作ってもらう。
スープは絶妙な塩梅で、身体にハモの出汁が染み渡るよう。一日の疲れがすっと抜けるような滋味のある雑炊。
手の込んだハモ料理をいろいろ食べさせてもらったのに、なんだかこの一杯の雑炊が一番心に残っていたりするのは調理されたかたにちょっと申し訳ないか な?
なお、このお店ではカモカツ丼という料理もあった。
その名の通り、ハモのカツのどんぶり。上品な食材の代名詞のようなハモをカツにして、どんぶりにしてしまうというミスマッチが面白い。 機会があったら食べてみたいものだ。
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コメント
茶碗蒸しの中のハモの笛とかも忘れないで欲しいです。
あれが一番の好物ですね。シメの雑炊も美味しいです、
良い出汁が出ているからなんでしょうね。湯引きとかは2歳児の子供が結構好きでお皿からわしづかみにしてもぐもぐやってます。骨ごと食べているので骨の地味みたいなのを感じられるお刺身とかの身の部分も、調理方法で表情が変わって楽しいですよ。
しかもこれがまだハシリで、今からぐんぐんうまくなると来ては・・・じゅるじゅる。
投稿: 葉岳清 | 2008年5月10日 (土) 15時36分
ハモ料理ごちそうさまでした。
おいしゅうございました。
すみません、ハモの笛には気づきませんでした。
ハモしんじょうの茶碗蒸しだと思って、油断していましたね。
投稿: 内山靖二郎 | 2008年5月10日 (土) 19時45分
全部の茶碗蒸しに入っているわけではないのかもしれません。うわ恥ずかしい。>鱧の笛
ハモカツ丼は実にリーズナブルな値段で美味しい一品です。機会が有りましたらお試しください。衣を食い破ると濃厚な鱧の味がジュッと・・・
投稿: 葉岳清 | 2008年5月11日 (日) 01時58分