【食事】 焼きトン探求と変り種焼酎
新宿における新たな焼きトン屋を探して、我々は歌舞伎町をさすらう。
今回のお店は歌舞伎町の奥、ホスト街付近にあるお店。ちょっと新しい感じの店作り。
焼きトンのほかにも、串カツとか黒おでんなどがある。かぶら屋みたいな感じ。
串カツは合格点。これは良いものだ。
焼きトンは普通だが値段設定が高め。コストパフォーマンス悪し。
黒おでんはいまいち。ダシが醤油の味しかしないし、おでんだねが安物。ちくわを食べても、ちくわの味がしない。
しかし、料理の味以上に、問題だったのは、料理ができあがるのが遅いことと、五人で行ったら六人用の席ではなく、四人用のテーブルに窮屈に座ってくれと案内されたこと。
特に料理は致命的な遅さ。
焼き物、揚げ物をする店なのに厨房が狭すぎる。たぶんもともとは別の店(店の作りからしてバーかな?)だったものを、厨房を改装せずにそのまま焼きトン屋にしてしまったのだろう。
我々のようながつがつ食べていく面子にとっては、もうこれだけで二度目は無いなという感想であった。
頭にきたので、次の店にハシゴをすることに。
他のみんなは「もう喫茶店でいいよ……」といっているが、私は完璧に飲み足りないので、強引に引っ張っていく。
何軒かふられて、流れ着いたのはお気に入りの焼き鳥屋。
ただ、この日は呪われているのか、この店もやたらと料理が遅い。いつもはもっと回転は早いのに……店員が少なかったのだろうか?
なんだか生殺しな気分のまま、あまり場の雰囲気も盛り上がらずに、ただひたすら酒を呑む。
この店は日本酒の品揃えが貧弱なので、普段はあまり呑まない焼酎をメインとする。
考えるのが面倒だったので、メニューの最後に載っている変り種の焼酎を順番に頼んでいくる。
呑んだのは、昆布の焼酎、トマトの焼酎、ジャスミンの焼酎、ゴマの焼酎。
……正直、いまいち素材の味は感じられないような。
ジャスミンの焼酎はトイレの芳香剤の匂いがした。アニス系のリキュールに近いかと。
昆布の焼酎は磯の匂いがするかと思ったのに、あまりそんな気配は感じられなかった。こっちが酔っ払っていると思って、シソ焼酎あたりで誤魔化しているのではと疑いたくなるような味。
この夜は、新宿に嫌われたかなという感じのグダグダな呑み会であった。がっくり。
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