【TRPG】 クトゥルフオンリーコンに参加
池袋で開催された第四回クトゥルフオンリーコンにキーパーとして参加する。
これまで皆勤賞でプレイヤーとして一般参加していたのだが、今回は微力ながらキーパーとしてお手伝いをさせていただくこととなった。
事前予約者で50人の定員を軽々と満たすほどの大盛況で、「こんなにクトゥルフ神話TRPGって人気あるの?」と他人事のように感心してしまった。
これもスタッフさんの日ごろの努力の賜物かと。ご苦労様です。
ここのコンベンションは池袋の廃校を利用しているのだが、背後にサンシャイン60の雄姿が見える、子供の気配のしない学校というのは、なかなか絵になる光景だ。
しかし、この会場のもうじき閉鎖してしまうそうで残念である。
池袋を根城にしている私としては、理想の会場であったのだが。
さて肝心のシナリオのほうは、ブログにも何度か書いている「琵琶奉仕」という現代日本を舞台とした、ミステリータッチの強いもの。
これで三度目なので、いろいろ問題点も改善されて、すんなりとマスタリングをすることができた。やはりシナリオは何度もプレイすれば、それだけキーパーするのも楽になるものだ。
今回のプレイヤーさんたちは、クトゥルフ神話TRPGの初心者さんばかりが集まったが、テキパキと情報収集をして、なかなか勘の良い推理をされるかたばかりで、詰まることなくシナリオを解いていった。
ただ、問題なのは探索者のひとりの正気度が非常に心許ないこと。しかも、シナリオの展開上、この探索者は正気度判定をする機会が多いという立ち位置に……
ゆっくりとシナリオを解いていたら、この人の正気度が無くなってしまう危険性があったので、みんな情報収集や前準備が不十分な中(まあ、9割満たしていてキーパー的には十分だと思っていたけど、プレイヤーは知るわけもない)で、クライマックスへ突入するという流れに……思わぬところで危機感を高めてくれた。
最後はギリギリのところで、最後のロールに成功。
しかし、本当にギリギリだったので4人の探索者のうち、3人が神の御許に旅立ってしまった。
そして、ひとり無事に残ってすべてを成し遂げた顔をしていたのは、みんなに壊れ物扱いをされていた、その正気度が心許ない探索者であったのは邪神の皮肉であろうか?
まあ、そんな感じでコンベンション向けの派手なシナリオを、派手な展開で楽しんでもらうことができたかと思う。
その後はゲストキーパーや知人と一緒に打ち上げで、会場のすぐ近くにある炉辺焼き屋さんになだれ込む。
ひたすらサッポロラガービールを呑みまくり、馬鹿馬鹿しい話をする。
男だけの席だったので、なんか最初からエンジン全開で下品な話ばかりしてしまった。反省しよう。
コンベンションに来たかたから、良い酒のつまみなどお土産にもらってしまったりして、感謝感謝。
なかなか充実した、楽しい一日であった。
次回は10月頃を予定しているとのこと。今度はプレイヤーで参加したいなー
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