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2008年8月 3日 (日)

【雑談】 新しい自転車

 私はたぶん物持ちのよいほうだと思う。
 壊れないものだと、いつまでも使い続ける。
 10年以上、毎日使い続けているボールペンはすでに手の一部になっている。
 一度、無くしたときは大騒ぎだった。結局、本の間に挟まっていたのだが……
 ただ、壊れるものを修理して使い続けるというほどのこだわりはない。
 カバンなどはずっと使い続けたいのだが、修理をするより、新品を買ったほうが安いというこの時代の流れに逆らうほどの気力も財力もない。
 さて、そんな私が何度も修理を続けて20年近く使い続けてきたものがある。
 自転車だ。
 愛称は「銀チャリ」
 シルバーに光る憎い奴。もっとも、いまはただのくすんだグレーでしかないが。

 この自転車にはたくさんの思い出が詰まっている。
 雨の日も、風の日も、苦しいときも、辛いときも、そして嬉しいときも、いつでもこいつと一緒に走ってきた。
 何度も壁にぶつかった――いや、正確にいえば電柱にぶつかった。
 そのたびにすっ転んで、いろいろな怪我をした。いまもそれらの傷は残っている。
 前輪がへしゃげるほどぶつかったこともある。
 前輪を支えるフレームがゆがめたこともある。
 ペダルのベアリングが劣化で砕けたこともある。
 チェーンカバーがいつのまにか紛失していたこともある。
 それでも何度も修理をして、いままで乗り続けてきた。
 まさに戦友。
 そんな銀チャリだが、とうとう手放すことに決めた。
 理由は、最近、やたらと自転車で転ぶことが多いからだ。
 洒落にならない怪我をしたこともある。
 先も述べたように、この銀チャリはフレームがゆがんでおり、自然とハンドルが左によれるのだ。このままではもっとひどいことになるかもしれないと、このたび戦友に別れを告げることとした。
 新しい自転車は、銀チャリと同じメーカーであるブリヂストンの後継機。
 銀チャリの特徴はチェーン部分がベルトであることだ。これはブリヂストンの独自の技術らしいのだが、こいつがすごい。
 なにしろ20年間、毎日乗っていてもベルとの故障は一度も無かった。錆びないし、伸びないし、外れない。メンテナンスなどしない、ものぐさな私には最適の機構。
 当然、新しい自転車もこの技術を継承している。他、こまごまと心憎い新技術が採用されているが、まあ細かい話なのでここでは書かない。
 安い輸入自転車10台分の値段だったが、まあ命を預けるものだしね。
 20年に一度の買い物なら、どうということもないかと。

 あとどうでもよいことだが、この自転車のブランドは「アルベルト」という。
 なんか衝撃波とか出して空を飛びそうで格好よさげなので、私個人の愛称も「アルベルト」にすることにした。
 前任と同様に、これから長い付き合いができればよいのだが。

 別に自転車好きというわけではないのだが、なんか長文になってしまった。

★拍手レス
>会社法976条についてどう思われます。内山靖二郎先生
 今日まで、その存在すら知りませんでした。

>クダン大好きです^^
 ありがとうございます。そんなあなたが大好きです。

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