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2009年1月 6日 (火)

【TRPG】 年末年始合宿・TRPG編

 毎年恒例、年末年始合宿。

 今回のメニューはクトゥルフ神話TRPG×2回と、オリジナル設定TORG×3回という内訳。

 プレイヤーで参加したクトゥルフ神話TRPGは……探索者の惨敗といった感じ。がっくり。

 TORGのほうは私がマスターを務めた。

 キャラメイクからスタートして、合宿中に終了する、ショートキャンペーン。

ゲームは3回とあるが、本当は5本の短編といった感じで、割とこまめに成長するチャンスがある。

 システム自体もかなりいじっており、普通のTORGとはちょっと違い、成長させることでキャラクターはぐんぐん強くなる。

 その成長の楽しさを味わってもらうために、なるべく成長のチャンスを与えるのが、ショートキャンペーンを成功させるコツだ。

 さて、シナリオのタイトルは「クリスタルスターの亡国」である。

 当然、「インディジョーンズ4 クリスタルスカルの王国」のパロディだ。

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●「クリスタルスターの亡国」あらすじ

 大戦末期、敗戦間際のドイツから密かに日本に運び込まれたオーパーツ、クリスタルスター。

 それは未知のテクノロジーの知識が膨大に詰まった、データボックスであった。

 クリスタルスターから引き出される知識は、戦後の技術発展に大いに利用された。

 ところが、このクリスタルスターの正体はただの記憶装置ではない。

 これこそは、人類誕生以前に地球を支配していた古の者の頭部なのだ!

 そして、クリスタルスターから知識を引き出すことができるのは、彼らとテレパシーでつながる奉仕種族ショゴスだけである。

ナチスはそのために独自の技術で人型のプチショゴスを生み出し、クリスタルスターとのコンタクトを取っていたのだ。

 ナチス残党と日本政府は、戦後も秘密裏につながりを保ち続けた。

日本政府はナチス残党を資金援助と保護を約束し、ナチス残党は日本政府にクリスタルスターから引き出される技術を提供してきたのだ。

 しかし、プチショゴスの少女、昭子に同情をした研究員が彼女をさらったことから話は始まる。

 上野公園で不思議な絵を描く少女、昭子と出会ったPCたちは、彼女の絵が未知のテクノロジーの概念図であることを知る。

 クリスタルスターとのコンタクトが可能な昭子を取り戻そうとする、ナチス残党たち。

 さらわれた昭子を追って、PCたちはナチス残党が隠れ住む長崎の離島へと向かう。

 日本軍の地下基地跡から昭子を救い出すも、ナチス残党はUボートで逃走。

 さらに、アジトを試作型原爆で爆破する。

 なんとか鉛製の冷蔵庫によって助かったPCたちは、Uボートの目的地である南極の狂気山脈を目指す。

 フォッケウルフ、タイガー戦車、新兵器UFO型ホバーなど、ナチスの兵器を撃退して、いよいよPCはクリスタルスターの発見された狂気山脈の遺跡へとたどり着く。

 そこには頭部の無い、クリスタル化した古の者が……

 この古の者は、ショゴスの反乱をやり過ごすため、自身の時間を停止することで、外部からの干渉を受けずに、永劫ともいえる時をここに在り続けてきたのだ。

 遺跡を調査すると、この遺跡自体が超高出力のエネルギー発射装置であることがわかる。

 そのとき、そこにやってきたのはナチス残党のトップである少佐。

 彼はショゴス研究の成果で、狂気山脈のショゴスと同化を果たしていた!

 最後の激闘。

 やがて少佐は自我を失い、完全にショゴスに飲み込まれてしまう。

 人間の自我を失い、本来の圧倒的なパワーを取り戻したショゴスを撃退するには、この遺跡を復活させて、超高出力のエネルギー放射で焼き尽くすしかない。

 PCたちは古の者の頭部にクリスタルスターを戻す。

 主人の復活により、遺跡に火が灯る。

 人知を超えたテクノロジーによるエネルギー放射は、ショゴスを一瞬で蒸発させるだけでなく、無限の宇宙へ向かって伸びていく。それは別宇宙にある、古の者のコロニーに向けられた通信であった。

 昭子の通訳によって、古の者と意思疎通をするPCたち。

 古の者は人間ならぬ昭子にも、宇宙へ旅立つことを誘う。

 道具として生みだされた昭子だったが、PCたちの優しさに触れたことによって、彼女はこの地球に残ることを決意する。

 古の者は別宇宙からのトラクタービームによって転送され、この地球からまたひとり神が消えたのであった。

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 な~んて、お話であった。

 本当はもうちょっと入り組んでいる。

「黄昏の天使」のパロディや、「ダブルクロスキャンペーン・プレイクアップ」のネタもたっぷり入っている。

 しかし、やっぱり一番多いのはインディジョーンズ4ネタである。

●真実は図書館に無い!

●軍服のねーちゃんがフェンシング。

●原爆を避けるため鉛製の冷蔵庫の中に。

●宇宙人の遺跡が変形する。

●宇宙と宇宙の狭間。

 といった、おきにいりネタをすべて盛り込むことができた。

 そのかわり、ボリュームのほうはたっぷりで、プレイにやたらと時間がかかってしまった。

 誤算というわけではないのだが……おかげで夜の飲み会の時間が取れずに、私的にはがっかり。

 私以外は、あまり酒好きでない面子だったので、一升瓶を眺めながらひとりで悶々としていたとさ。

 まあ、合宿とかでしか味わえない、手ごたえのあるゲームを遊んだということでヨシとしよう。

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コメント

あらすじを読むでけで、ド派手なアクションシーンを含む、壮大かつビックリドッキリな展開が想像できます♪
すごい楽しそうだ。

やはり、ナチスの科学は世界一ィィィ!

投稿: 書店員K | 2009年1月 9日 (金) 03時29分

 B級アクション映画を意識して、わざとトンデモなシナリオにしてみました。
 どんな舞台でも、とりあえずナチスさえ出しておけば、うさんくささが増すというものでして。

投稿: 内山靖二郎 | 2009年1月11日 (日) 13時31分

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