【食事】 池袋でよき中華料理屋を発見
友人たちと池袋でDVD鑑賞をすることに。
そこで昼は豪勢に中華料理でも食べようと、新規開拓に挑む。
西口の風俗エリアにひっそりたたずむお店。
昼間に行ったら、まったく人の気配がしない。普通ならば、店に入る気にはならないだろう。
もっとも、こちらはネットで事前に情報収集はしていたので、おそれることなく突入……うわぁ、店内にも客がいな~い。
なんか昼間から酒盛りしている、昔はお嬢様だった感じの一団が一組いるだけ。
広い店内はがら~んとしている。
ただし、テーブル間は広く、割と掃除も行き届いているし、店の雰囲気は悪くない。
高級店というよりは、ちょっと大きな中華食堂という感じ。こういう店は好きである。
さて、メニューを見てびっくり。
料理の種類が半端じゃない。
基本は四川風だが、日本の中華料理屋では珍しく内臓系の料理が多い。
さらに前菜の種類も豊富で安い。これだけでつまみとしては満足できそうなぐらい。
店の味を知るための試金石として、水餃子数種類とと麻婆豆腐と豚の旨煮を注文。
水餃子は驚きの安さだが、味は良い感じ。皮が厚めで、皮を味わう系の本場の水餃子という感じ。もちもちの皮と、ほんの風味付け程度の具のバランスは、私好みである。いや、具たっぷりの水餃子も好きなんだけどね。
海鮮水餃子が美味かったかな。
麻婆豆腐は山椒の辛味が程よく、及第点の味わい。
そして、我々がこよなく愛する豚の旨煮は……
おおっ、ちゃんと皮付きの三枚肉を煮ているではないか。そして、強烈な八角の香り。本格的だ。
ただ、ここの煮込みはかなり強く豚肉を炒めてから、煮込んでいるようで、あまりとろとろ感は無い。他の人はこれも好みだというが、私はやはりとろとろが好き。
ちなみに、この店にはもう一種類旨煮があるのだが、その名が「毛沢東風煮込み」という……気になるっ、気になるぞぉ!
普通の煮込みより100円高いだけなのだが、いったいどのへんが毛沢東なのだろう?
今度、忘れずに注文しよう。
その後、肉を炒めたものが食べたいと思い、たくさんのメニューから選んだものは、羊肉のイスラム風炒め――なぜ中華料理でイスラム!?
しかし、この店、多くの料理に「四川風」と「イスラム風」の2パターンがある。
いったいイスラム風とはいかなるものか? 気になるではないか。
やってきたのは、見たところ羊肉とニンニクの芽とタマネギをいためた、よくある炒め物。
だが、ひとくち食べると鮮烈に広がるクミンシードの味。
わぁ、すごいやっ、クミンが入っただけで、確かにイスラム風の味わいだ!
いや、インドも似たようなものか?
たぶん、ここからクミンをとったら四川風なのだろうと、勝手に想像する。
昼からたっぷり食べて、だいぶ満足したところで、メニューで怪しい料理を発見。
豚肉の鍋らしいのだが……味付けが豚血の漬物らしい。
豚の血の漬物!?
血のソーセージなんかは食べるけど、漬物は食べたこと無いなぁ。
ネットで調べてみたところ猪紅といって、おかゆの具にするらしいのだが、これは興味深い。
今度、大勢できたら頼むことにしよう。
まあ、そんな感じで、割と安いし、変わったメニューが多いのが私好みの良い店であった。
夜はどのぐらい混むのかわからないが、今度、昼間ではなく夜にがっつり食べに行きたいな。
★拍手レス
>えー!!!インゴさん死亡したのですか!!!ファンだったんですが・・・
ちょっと調子に乗ってミ=ゴに突っ込んでいったら、無惨に返り討ちに遭いました。
いつも慎重なのに、時々、調子に乗るタイプなので、なんかその死に様はらしくて微笑ましかったです(笑)
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 【食事】 ハゼ釣りリベンジと天ぷら(2013.08.11)
- 【食事】 函館の朝食バイキング(2013.07.18)
- 【食事】 函館・活きイカ三昧(2013.07.16)
- 【食事】 豆とサザエとしらす(2013.04.07)
- 【食事】 アヒージョおいしい(2012.11.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント