【食事】 カイコのさなぎを食べる
ラノベ作家さんの歓迎会で、行きつけにしている池袋の中華料理店へ。
なんか新メニューで、「セミのさなぎの炒めもの」なるものがあったので、物は試しに注文する。
ところが、来たのはどうみてもセミのさなぎではない。
こりゃあ、カイコのさなぎだろう?
というか、よく考えたらセミってさなぎにならないんじゃないか?
幼虫から、いきなりふ化しているだろ。
まあ、カイコだとしても珍しいことに変わりはない。
見た目は十二分にグロい。
料理方法は揚げたあと、きつく胡椒をふって炒めたといったところか。
表面だけが焦げて、腹の蛇腹が白く浮き上がっているところが、実にえぐい絵面だ。
さて、肝心の味のほうだが……
第一印象は胡椒がとてもスパイシー。
そして、皮が固い。
チューブのような身体をブチンとかみ切ると、中から出てくる白いポロポロとしたもの。
まずくはないが……美味くもない。
同席したかたによると「エビの頭だけ食べたみたい」と。
なるほど、それだっ!
なんか車エビの姿焼きの、頭の部分だけみたいな味。
脂っ気は無く、旨味も乏しい。
珍味というほどの特有の味もない。
最後に、ビニールみたいでかみ切れない皮が残り、非常に後味が悪い。
次から次へと箸が進むという代物ではないことは確かだ。
三匹ぐらい食べたところで飽きてしまう。
ほかのかたにも不評であった。
これは一度経験すれば、もういいな……うん。
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