【雑談】 第49回日本SF大会に参加したよ
東京にて開催された、第49回日本SF大会「TOKON10」に参加してきました。
開会式でALI PROJECTのライブがあったり、夢枕獏先生の爆弾発言があったりと豪華な感じ。
展示室で等身大パワードスーツの隣で、加藤直之先生が等身大パワードスーツを描いていたりと、なにやらすごい光景が……
初日は「おぼろげ絵画教室」にて絵を描いたり、「はじめてのツイノベ」でツイノベ(ツイッターで140文字以内で小説を書くこと)に挑戦してみたり、大盛況の「はやぶさの部屋」で中の人の話を聞いたりする。
野尻抱介先生のはやぶさ追っかけの苦労話はとても面白い。なにかひとつをとことんまでやってみる話というのは、どんなものであれ面白いものだ。
二日目は「電子出版とこれからの出版社」にて電子出版についての勉強……というか裏話やグレーゾーンの話を拝聴。
そのあとサイン会で、野尻抱介先生の隣に座る。
誰も来ないだろうと思っていたけど、ぽつりぽつりと来てくれて、寂しくて死ぬということなくて済んだ。来てくれたかたありがとうございます。
次は「ライトノベル2010」にてライトノベルの勉強をしようと思ったら、そのまま前に出て、ほかのゲストさんたちとトークをする側にまわる。テーマもなかったので、ただの雑談のようなものでしたけどね。
さて、お次が私にとってはメインイベント「汝は人狼なりや?で遊ぼう」である。
タイトル通り、SF大会に集まった人たちで、人狼を遊ぼうというもの。私はゲストとして、みなさんのお相手をする。
といっても、一緒に遊ぶだけなんですけどね。
意外だったのは、ゲームに参加しないで見学しているだけの人もいたこと。部屋の出入りは自由なので、タイミングが悪くてゲームに参加できなかったら退出してもいいのに、なんか楽しそうに眺めている。人狼はまわりからも状況が把握できて、会話も多い動きのあるゲームなので観戦していても面白いのかも。
ギャラリーの中には新井素子先生がいたのだが、知らないで「遠慮せずに、参加しませんかー」とか気軽に声かけてしまってギョッとする。あー、びっくりした。
第一戦は、私がボディーガードで、同じくゲストの朱鷺田さんが人狼であった。私がアゲアゲなのを見て、役職アリだと感じた朱鷺田さんに、初日に食い殺される。容赦ねえっ!
その後、村人はひたすら無実な村人を吊していき、人狼側の圧勝となる。
まあ、ボディーガードが死んでますからネー(笑)
第二戦は、私が占い師。二回連続で役職アリなのは嬉しいね。
前回、村人を完璧に騙した朱鷺田さんが初日に吊される。
この流れは予想できたので、念のため正体を占っておいたら、朱鷺田さんは村人であったので援護してあげようと思ってはいたのだけど……やはり無理であった。
でも、占い師をカミングアウトしてから強引に村人たちを言いくるめ、なんとか人狼を吊すことに成功。村人たちの大勝利であった。
人狼勝利、村人勝利と、偶然ながら人狼の要素たっぷりのゲームとなって、みんなに人狼を体験してもらうというのには良かったのでは。
いろいろな個性の参加者さんが来てくれて、たいへん盛り上がったかと。
企画運営をされたかた、大会スタッフさん、みなさんお疲れ様でした。
最後の企画は「勝手に『ねとすた』反省会」にて、桃井はるこさんの話を聞く。我ながらミーハーだなぁ。
閉会式と各賞授与式では、日日日さんがセンス・オブ・ジェンダー賞を受賞していた。嫉妬を込めて、おめでとうございます。
ファンの人たちが無償で作り上げた大会の閉会というのは、やはりジーンとするものがある。
文化祭とかと同じような感じだよね。
そんなわけで、今年も素敵な大会であった。参加できてよかったです。
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コメント
こんには、人狼2回目にボディーガードをやったものです。初回の言動を失敗しましたが、目的は自分を占って貰う事でしたので成功してよかったです(吊られる紙一重でしたがw)。朱鷺田さんの様なリードの上手い方が人狼だと最悪です。最初に吊ってしまったのも成功した要因だと思います(^0^)。プレイヤーも観客も凄い盛り上がってるのに時間が少なかったのが大変残念です。枠を広げるとかできないのでしょうかね?
全てのイベント内では一番面白かったとおもいます。お疲れ様でした。
投稿: FUN | 2010年8月10日 (火) 16時13分
SF大会、お疲れ様でした。
楽しんでいただけたようでよかったです。
私は企画立案者ではないのでなんとも申し上げられませんが、手応えは感じられたので、今後もなにかしら企画が立ち上がるかもしれませんね。
またお会いできましたら嬉しいです。
では。
投稿: 内山靖二郎 | 2010年8月10日 (火) 20時14分