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2010年8月23日 (月)

【食事】 生後二ヶ月の子羊の丸焼き

 池袋のアラビア料理のお店に行って、子羊の丸焼きを食べる。Photo
 イスラム教に従い、店ではアルコール類の販売はしたてない。
 だけど持ち込みはできる。
 この前のミードオフでいただいたミードやアイスワインなど、ワインを中心にいろいろ持って行った。

 普通の雑居ビルに入っている店は看板も無く、絶対に通りすがりに入るようなことはない造りである。Photo_2
 知る人ぞ知る店として、ひっそりやっているのだろう。
 今回は座敷席に案内してもらったが、広々としていて自宅のようにくつろげる。
 お客さんも少なめで、アットホームな雰囲気だ。

 まずはトルティーヤのような無発酵の平パンが出る。
 これをゴマのペーストやナスのペースト、オリーブオイルとスパイスなどにつけたり、中が空洞になっているのでサラダを入れて食べたりする。
 なかなか美味い。
 あっという間に無くなってしまったがペーストはまだ残っている。
 おかわりをいただこうとしたところ、「これからすごいのが来るから、あんたら自重しなさい(超訳)」とお店の人にいわれる。
「馬鹿なことを……我々を甘く見るな(超訳)」といいつつも、お店の人の顔を立てるため、少しだけおPhoto_3かわり……これも瞬時に消える。
 ようやく調子が出てきたというところで、巨大なピラフのようなものが登場。
 米と麦が半々、アクセントにアーモンドが入っていて、上に生野菜が乗っている。炊いたというよりは、煮たといったほうがよいぐらいの柔らかさ。あと、割と油がきいている。出汁の脂だろうか?
 あまり食べたことのない食感だが、なかなか美味しい。
「それにしても多いな……」とか思っていると、いよいよ子羊の丸焼きが登場した。
 茨城からやってきた生後二ヶ月の子羊の半身ということだが……でかい、これはでかい。
 そして見た目よりも重要なのは、中までぎっしりと肉が詰まっていることだ。
 そこにあるものはすべて肉の塊である。ほかにはなにもない。
 豪快なPhoto_4料理であるが、肉はトロットロだ。
 店の主人が包丁で解体してくれたが、骨は簡単に取れる。骨から肉を取るというより、肉の塊から骨を引っこ抜くという感じである。
 この柔らかさは焼いたとは思えない。煮込み料理並の柔らかさ。
 我々のテンションは一気に高まり、主人が差し出す肉に食らいつく。
 私は肋骨を丸ごともらってバラ肉を独り占め……って、さすがにこれは脂がきついよ。ほかの部位もちょうだい!
 ほんのり塩とスパイスだけで味付けしたシンプルな味わいで、本当に肉を食べている感じ。
 さきほどのピラフを口直しにモリモリと食べる、食べる、食べる。
 しかし、十分も経つとみんな呆然とした顔をしている。
 とても完食できる気がしない。
 さきほどのお店の人の「自重しなさい」という声が蘇る。
 そんなとき、その言葉を我々にくれたお店の人が「いままで食べきれた人はいないからねー」と、トドメの一言。
 我々は五人で食べたが、たぶん十人でちょうど良いぐらいかと思われる。
 素晴らしいことにテイクアウト用に包んでいただけるので、残った食べ物も無駄にすることなくお持ち帰りをさせていただく。
 最後はアラビア風の素朴なクッキーとケーキの中間のようなデザートと、アニスティーで終了。

 イスラム教の関係からお酒を飲んで大騒ぎするというわけにはいかない店だが、身内でパーティーを楽しむには良いお店だろう。
 また機会があったら行こう。

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