【雑談】 出雲大社前の出雲そば屋
出雲旅行記その1
出雲空港から車で出雲大社へと移動。
途中、出雲そばの羽根屋で昼食と思ったら、なぜか閉まっていた。調べたところ、休業日ではなかったはずだが……
しかたがないので出雲大社前まで、車で直行。
社前の古い住宅街の細い道をおっかなびっくり走って、第二候補のそば屋を探す。
到着したのは、かねやというお店。
出雲大社のそばにある出雲そば屋として、かなりの有名店。
もっとも、観光シーズンは外れ、昼飯時も過ぎていたため先客は一組だけ。
そして、すぐに我々だけになってしまった。
有名店とはいえ、シーズンオフはこんなものなのだろうか?
注文したのは、割子そばと、釜揚げそば。
割子そばとは、小さな漆器にそばが少しだけ入っていて、そこにだし汁をかけて食べるというもの。
ざるそばとは逆である。
小分けしてあるので、いろいろな薬味で楽しめるというのがメリットか。
そばはかなり黒い。そして、太い。というか、切った太さがバラバラ。
手打ちの味わいといえば聞こえは良いが、乱雑ともいえる。
ゆで加減が均一にならないので、そばは行儀良く切られているほうが好みである。
そばはかなりの歯ごたえで、ボリボリという食感。香りはさほどしない。
だし汁のほうは特徴的で、とても甘い。
とにかく甘いのだが、これは島根の醤油の特徴であろう。
関東のざるそばのだし汁に比べると醤油の塩辛さは薄めで、そのまま飲めるぐらい。
これはつけて食べるのと、かけて食べる違いからだろう。
釜揚げのほうは、そば湯と一緒に茹で揚げたそばに、だし汁をかけて食べるという、とてもとてもシンプルなそば。
この店のそば湯はものすごく濃くて、葛湯のようにトロトロである。そば湯って濃ければ良いというものでもないのだが……
そのため、釜揚げそばはあんかけそばみたいになっている。
かなり味は薄めで、正直、関東人には物足りない。
割子そばのだし汁を足してちょうど良いぐらいであった。
甘いクセのあるだし汁。
とろとろのそば湯。
そして、価格の割にはだいぶボリュームが少ない(割子と釜揚げ二杯食べても全然平気)のが特徴のお店という感じ。
有名店ということではあったが、正直、私の好みではなかったかな。
ちなみに、私の連れは、このそばの甘い醤油の味が苦手だったようで、もう出雲そばは結構ということであった。
うーむ。
ともかく、そばで温まったので、いよいよ出雲大社へ。
ところが、写真を見ればわかるように……そこには誰もいなかった。
つづく
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