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2010年12月20日 (月)

【雑談】 出雲大社前の出雲そば屋

 出雲旅行記その1

 出雲空港から車で出雲大社へと移動。
 途中、出雲そばの羽根屋で昼食と思ったら、なぜか閉まっていた。調べたところ、休業日ではなかったはずだが……
 しかたがないので出雲大社前まで、車で直行。
 社前の古い住宅街の細い道をおっかなびっくり走って、第二候補のそば屋を探す。
 到着したのは、かねやというお店。
 出雲大社のそばにある出雲そば屋として、かなりの有名店。
 もっとも、観光シーズンは外れ、昼飯時も過ぎていたため先客は一組だけ。
 そして、すぐに我々だけになってしまった。
 有名店とはいえ、シーズンオフはこんなものなのだろうか?

 注文したのは、割子そばと、釜揚げそば。Photo
 割子そばとは、小さな漆器にそばが少しだけ入っていて、そこにだし汁をかけて食べるというもの。
 ざるそばとは逆である。
 小分けしてあるので、いろいろな薬味で楽しめるというのがメリットか。
 そばはかなり黒い。そして、太い。というか、切った太さがバラバラ。
 手打ちの味わいといえば聞こえは良いが、乱雑ともいえる。
 ゆで加減が均一にならないので、そばは行儀良く切られているほうが好みである。
 そばはかなりの歯ごたえで、ボリボリという食感。香りはさほどしない。
 だし汁のほうは特徴的で、とても甘い。
 とにかく甘いのだが、これは島根の醤油の特徴であろう。
 関東のざるそばのだし汁に比べると醤油の塩辛さは薄めで、そのまま飲めるぐらい。
 これはつけて食べるのと、かけて食べる違いからだろう。

Photo_2  釜揚げのほうは、そば湯と一緒に茹で揚げたそばに、だし汁をかけて食べるという、とてもとてもシンプルなそば。
 この店のそば湯はものすごく濃くて、葛湯のようにトロトロである。そば湯って濃ければ良いというものでもないのだが……
 そのため、釜揚げそばはあんかけそばみたいになっている。
 かなり味は薄めで、正直、関東人には物足りない。
 割子そばのだし汁を足してちょうど良いぐらいであった。

 甘いクセのあるだし汁。
 とろとろのそば湯。
 そして、価格の割にはだいぶボリュームが少ない(割子と釜揚げ二杯食べても全然平気)のが特徴のお店という感じ。
 有名店ということではあったが、正直、私の好みではなかったかな。

 ちなみに、私の連れは、このそばの甘い醤油の味が苦手だったようで、もう出雲そばは結構ということであった。
 うーむ。

 ともかく、そばで温まったので、いよいよ出雲大社へ。Photo_3
 ところが、写真を見ればわかるように……そこには誰もいなかった。

 つづく

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