【雑談】 宍道湖一周と鯛飯
出雲旅行記10
出雲市から松江市に向かう行程、ちょっと遠回りをして宍道湖をぐるりと一周まわるようにドライブする。
寒風吹きすさぶ宍道湖には、シジミ漁をしているらしき人もいて、なかなか風流。
途中、ローカル線の一畑電車ともすれ違ったりして楽しい。
島根最後の食事は、松江城下町にある、ちょっとイイ感じの旅館でいただく。
とても泊まることはできないが、食事だけ楽しむことができる。
せっかくだから優雅に食べたいと思い、座敷の個室にしてもらう。
広い和室に、壁一面の一枚ガラスの窓。
庭と宍道湖大橋が一望できる、素敵な景色。
いただいたのはお殿様も食べたという鯛飯。
ここでの鯛飯は、鯛の炊き込みご飯ではなく、鯛のそぼろに鯛のだし汁をかけて、お茶漬けのように食べるものだ。
コースを頼んだので、他の料理も出たが、ダントツでカレイの煮付けが美味しかった。
白醤油で上品に煮付けたもので、身がふわっふわっ!
本当にふわっふわっで、しっとり旨味たっぷり。
この前の寿司屋のカレイの唐揚げも美味しかったが、こちらはまったく別方向からカレイの美味しさを知らしめてくれた。
さて、メインの鯛飯のほうは……なんか、だし汁がすべてだな。
タマゴの黄身や白身、鯛のそぼろがこんもりときれいに盛りつけられてあり、見た目は楽しい。
しかし、それを崩してご飯に乗せると、なんか見苦しい……
でも、だし汁が抜群に美味しいので、すべてが許せてしまう。
だし汁だけ飲んでも幸せになれる。
おかわりができるので、たっぷりだし汁をかけていただかせてもらった。
食後、豊の秋を買いに、旅館の近くにある米田酒造を訪ねる。
なんか観光客を相手にしているという雰囲気ではなく、かなり年期の入った店構え。
東京から買いに来たといったら、たいそう驚いていた。
ちなみに「特別純米・豊の秋・雀と稲穂」は、かなり美味しかった。ふんわりとした米の甘い味がする優しい純米酒で、鍋と一緒に飲んでいたらあっという間に飲み干してしまった。
そんな感じで、島根旅行もおしまい。
南回りで宍道湖を眺めながら、出雲空港へと向かう。
念願の出雲大社と石見銀山を観光できたこと、そして出雲市の寿司屋が大当たりの旅行であったな。
あと、冬の日本海の気まぐれな天気を、たっぷりと味合わせてもらった。
おわり
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コメント
年またぐカタチになりましたが、充実した冬の旅行記になりましたね。(^.^)b
次回が楽しみです。
投稿: やまさん | 2011年1月12日 (水) 21時27分
ひさびさに贅沢な旅行で楽しんできました。冬は美味しい物を食べ廻るに限りますね。
投稿: 内山靖二郎 | 2011年1月13日 (木) 22時26分