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2011年6月25日 (土)

【食事】 近畿旅行の戦利品

 近畿旅行記その19

 近畿旅行のお土産は、すべて酒。
Photo  白鷹は伊勢神宮の御料酒。五合ではない瓶のサイズが珍しい。
 風の宮は伊勢の神米を使用しているという売りだが、度数が非常に低く、水のような味がする。ちょっと残念な感じ。
 白滴は奈良公園の近くにある普通の酒屋さんで「奈良の土産の酒をくれ」と言ったら、これをくれた。味は硬めの辛口。甘い酒の多い近畿では珍しいかも?
 春日諸白は春日大社で巫女さんから買ったお酒。ちょっと甘めの普通のお酒であったが、箱とか見るとありがたい気はする。

 そんなわけで、これにて近畿旅行記は終了。
 とりあえず有名どころは押さえる事が出来たが、感想としては「たくさん歩いた!」に尽きる。
 日頃の運動不足がたたって、二、三日、足がおかしくなってしまったよ。

 おしまい

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2011年6月23日 (木)

【食事】 名古屋で味噌カツ三昧

 近畿旅行記その18

 世話になったレンタカーを伊勢市の駅に乗り捨てて、近鉄山田線にて二時間弱かけて一気に名古屋まで。
 特急とかじゃないので、普通にいろんな人が乗ってくる。
 名古屋近くで、超ミニスーツのすごいエロいお姉さんが乗ってきた。フィクションでしかあんなスーツみたことないぜ。名古屋ではデフォなのか?

 あとは新幹線で帰るだけだが、その前にお疲れ様のビールを飲まねばなるまい。
 そうしたら、新幹線ではぐっすりという寸法よ。
 名古屋でビールを飲むとすれば、味噌カツをつまみにしたい。
 手っ取り早く駅ビル内にある、矢場とんへ。
Photo  見た目のボリュームから、わらじとんかつを注文。
 予想通り見た目は面積だけで、薄い肉をとんかつにしているのだが、それでもボリュームはたいしたものである。
 表面積が多いので、味噌をたっぷり身にまとうという効果もある。
 ついでに、ひれ串かつとどて煮も、つまみとして注文。
 最初のうちは、予想通りの甘い味噌味で満足の味。
 ガツガツと食べながら、ビールをゴクゴクと飲むのだが……だんだん、なにを食べても味噌の味しかしなくなり、キャベツの千切りが心のオアシスとなる。
 ちょっとやり過ぎた!
 孤独のグルメ的に言えば、「しまったなぁ。味が被ってしまったぞ」という状態。
 まあ、味噌カツ屋に来ているんだから、味噌味が被るのは当たり前とも言えるが。
 ビールのつまみにするつもりだったけど、やっぱりおかずだね。これって。

 つづく

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2011年6月21日 (火)

【雑談】 神宮徴古館と神宮農業館

 近畿旅行記その17

 伊勢神宮を見て回ったら、次は神宮徴古館に行かねばなるまい。
 式年遷宮で奉納される神宝の現物が展示されているという素敵な博物館。
 特別展でもなければなかなか見られるものではないと思うのだが、ここでは常設展示している。さすが伊勢神宮のお膝元だ。

1  建物もすごい。
 元は明治四十二年に建てられたルネッサンス様式のハイカラな建物。外壁は当時のままだそうな。
『クトゥルフと帝国』のキーパー魂が熱くなる。

 さて、肝心の館内だが、残念ながら撮影禁止。
 徹頭徹尾、伊勢神宮に関する展示で統一されていて潔い。
 目当ての神宝は、造られたのは数十年前と歴史的遺物ではないのだが、ポイントは形状も材料も製法も大昔からずっと受け継がれているということだ。
 すなわち、完全なるコピーというわけ。
 時代を経て劣化したものではなく、大昔から伝わる神宝と同じものを真新しい姿で見られることが素晴らしい。
 特に古代の武器などが素敵。
 古代ならではの直刀とかは見入ってしまう。
 装飾も細部にいたるところまで手が込んでいる。一部の隙もないとはこのことだ。

 伊勢神宮を味わうならば外せない博物館だと思うのだが、一時間ほど見学していたのに、来場者は私以外は一人しかいなかった。
 内宮、外宮のどちらからも距離があるから、観光コースから外れているのだろうか……
 もっとも、式年遷宮に合わせて、新しく外宮近くに神宝を展示する分館を造るらしいから、そちらが完成すればもっとたくさん来場者は来るはず。
 豪華な神宝はかなり見応えがあるので、観光客にも受けると思う。
 誰かが見てくれなければ存在しないも同義なのだから、良いことだろう。

Photo  神宮徴古館と同じ敷地にある神宮農業館のほうも、建物はすごい時代がかっている。こちらも明治からの建物だ。
 ただし、内容はちょっと残念。
 農業館ということで、農業に関する展示物が多いのだが、どうも統一性というか明確なテーマが感じられない。
 あと、展示品がすごい古びている。歴史があるものを展示しているわけではなく、標本とかがすごく古びているのだ。
 たぶん、昔の「いろいろな土地の珍しいものを集めました」的な、見せ物に近い博物館というのは、こんな感じだったのかもしれないな。
 そう考えると、逆に味わい深いのかも。ごく一部の人にとっての話だけど。

 つづく

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2011年6月19日 (日)

【雑談】 猿田彦神社と御神田

 近畿旅行記その16

 伊勢神宮の近くにある猿田彦神社に立ち寄る。
 やけに広い駐車場があるが、一台も車は停まっていなかった。
 初詣以外に利用されることがあるのかな……?

Photo  さて、ここはその名の通り猿田彦を祭った神社。
 猿田彦と言えば、火の鳥に登場したヒルタヒコを思い出す。
 また、宗像教授では神話に記された、その異様な姿に面白い解釈を加えていた。
 ニニギを道案内をしたことから、交通安全の神様だとしているそうな。なんか強引なこじつけという気もするが……

Photo_2  境内に佐瑠女神社がある。
 ちょっとこじんまりとした社。
 こちらは芸能の神様。
 佐瑠女とサロメの源流は同じであるというのは、トンデモ神話を妄想する人間ならば基本常識だ。

Photo_3  境内の裏手に御神田がある。
 神様のための田んぼだ。
 うっそうとした木々に囲まれて、ぽつんと小さな田んぼのある風景は、ちょっと雰囲気がある。
 まさしく神様のために作った田んぼという感じだな。

 つづく

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2011年6月17日 (金)

【食事】 てこね寿司と伊勢うどん

 近畿旅行記その15

 伊勢神宮の前に並ぶ、おかげ横丁に移動。
 目当ては、てこね寿司と伊勢うどん。
 どちらも伊勢の名物料理。

Photo_3  まずはくたびれていたので、座敷にあがって、てこね寿司をゆっくりといただく。
 思ったより酢が強くなく、ちょい甘めの感じ。
 これは関東の寿司になれているせいかな?
 関西だと、これが基本の味付けかも。
 まあ、鰹を醤油につけて、酢飯に乗せた食べ物がまずいはずがない。
 伊勢神宮の前を流れる五十鈴川を眺めながら、もしゃもしゃと食べる。
 細かい感想だけど、海苔が良かった。なんか風味が変わって。

Photo_2  さて、お次は伊勢うどん。
 個人的には、こちらのほうが興味津々である。
 前評判はあまりよろしくない。
 くたくたのうどんに、甘い汁がかかっているといった意見ばかり聞く。
 しかし、麺好きとしては、伊勢に来て、伊勢うどんを食べないわけにはいかないだろう。
 まずはおかげ横丁内にある知名度の高いお店に入ってみる。
 江戸から明治にかけた店構えを再現しているそうなので、ちょっと茶屋に立ち寄って、椅子に半分だけ腰掛けながらうどんをすするといったスタイル。
 注文すると、あっという間に出てくる。
 なんでも、伊勢うどんというのは、伊勢参りで大量に来る客を効率的にさばくため、うどんをゆでっぱなしして、すぐに提供できるように進化した食べ物らしい。
 麺をゆで続ける……ちょっと信じがたい食べ物だ。
 ともかく食べてみる。
 おおっ、本当にコシがまったくない。
 うどんなのに歯ごたえはゼロ。ふわふわしている。
 まるで生麩のようでもあるが、もちもち感はない。
 でも、ドロドロしているわけでもなくて、なんというか初めての食感。
 汁は濃厚な甘口醤油が、ぶっかけてある。
 すごく甘い。なんか驚くぐらい甘くて、そして出汁の味は感じられない。たぶん、たまり醤油をそのまま掛けているのかも。
 むむむっとうなりながらも完食。
 見た目はうどんであるが、うどんとは別次元の食べ物であった。
 おジャ魔女どれみと、魔法少女まどか☆マギカぐらい違う。

Photo  だがしかし、伊勢うどんは店によって味が違うという。
 そこで今度はネットで評判の店に行ってみることにする。
 さきほどの店とは一点して、こじゃれた感じの店。ただ、一人掛けのカウンターがあるあたり、やはりうどん屋か。
 今度は案外と待たされた。
 製法の違いか、単に厨房が立て込んでいただけか?
 さて、ようやく来たうどんだが、見た目は同じである。
 肝心の味のほうは……かつおぶしがかかっているせいかもしれないが、少しだけ出汁を感じる?
 でも、うどんの食感も、甘い汁もほぼ同じ。
 やはり、見た目はうどんだけど、なにか違う食べ物だった。
 ウボサスラと、アブホースぐらい違う。

 そんなわけで、私個人の感想では、伊勢うどんはもういいかなと……
 でも、車で走っていると、あちこちに伊勢うどんの店を見かけたから、私好みの店もあるのかもしれないな。

 つづく

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2011年6月15日 (水)

【雑談】 伊勢神宮と夫婦岩でベタな観光

 近畿旅行記その14

 松阪市まで来たら、伊勢はもう目の前。
 となれば、お伊勢参りをするしかないだろう。
 実は伊勢神宮は初めてだったりする。

 ビジネスホテルを早めに出発して、まずは伊勢神宮の外宮から。
 早朝だったが、それでも観光客はパラパラと見かける。
 さすがは日本有数の観光地。
 しかし、伊勢神宮は本殿が厳重に隠されており、正直、外から見てもなにも見えずに寂しい。
Photo  普通の神社の拝殿の、さらに手前の門から参拝するといった感じで、すごく距離感がある。
 お祓いをしてもらう人は入ることができるようで、宮司さんに連れられてスーツ姿の女性が門の中に入っていくのを複雑な気持ちで眺める。

 外宮をひとまわりしたら、時間調整のために夫婦岩に立ち寄ることにした。
Photo_2  伊勢と言えば、定番中の定番であるが、あえてここはベタな攻めで行こうかと。
 こちらはさらにガッツリ観光客が来ていて、とても賑やか。
 誰もいない飛鳥を観光したあとでは、その勢いに圧倒されるほどだ。
 参拝するというよりは、とことん観光化された神社を見物するといった感じ。

Photo_3  続いて、伊勢神宮の内宮のほうへ。
 小雨に降られていたが、真新しい宇治橋は濡れているほうが素敵かも。
 完璧に掃き清められた境内と、手入れされた庭は壮観。
 ただし、やはり内宮も本殿はあまり見えなくて残念。
 観光バスで来た人はスケジュールが厳しいのか、足早に見て回っている。
 そんな中、遷宮予定地をじぃ~っと見つめている女性がいる。五分ぐらい、まだなにもない空き地を見つめているのだ。しかも、一度、離れたあと、また戻ってきて見ている。
 彼女はいったいなにを思って見つめていたのか……?
 私はたっぷり時間を取っていたので、外宮と内宮にあるすべての社をひとつひとつ見て回ったのが、かなり疲れた。予想以上に広いな。

 あと、これは後日思ったことだが、境内を歩くのは楽しいのだが、あとで自分で撮影したデジカメの写真を見ても、あまりピンと来なかった。
 なんというか「これっ!」というスポットがないのが原因かも。
 伊勢神宮の写真集とか見るとすっごく雰囲気あるんだけどね……やはりプロが撮ると違うんだね。

 というわけで、へとへとになりながらも、これまたお伊勢参りの定番コースであるおかげ横丁移動。
 昼食の時間である。

 つづく

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2011年6月14日 (火)

【食事】 松阪市で松阪牛

 近畿旅行記その13

 延々と、奈良から三重へと一般道を走り続ける。
 伊賀市の山深さに、こりゃあ忍者もいるわとか思いながら、ようやく松阪市に到着。
 さすがは松阪市だ。市内に入った途端、松阪牛を食べさせる店の看板があちこちに……
 腹もぺこぺこで期待は高まる。

 この日は旅館ではなくビジネスホテルに泊まり、夕食は松阪牛を堪能する予定。
 ホテルのエレベーターでも、サラリーマンがどこで松阪牛を食べられるのかとか接待の話をしている。まあ、松阪市に出張があったら、私だって食べずには帰れないだろう。
 せっかく松阪市に来たのだから、ここは贅沢をさせてもらおう。

 どこで食べるかは迷ったのだが、有名なすき焼き屋は避けて、あえて焼き肉に決定。
 正直、すき焼きというのは、いまいち牛の味が楽しめない気がする。もちろん、美味しい牛で食べるすき焼きも旨いんだけどね。
 一升瓶という、松阪市の焼き肉屋ではメジャーな店に入る。ホテルから歩いて行けるのも良い。
 ここは、松阪牛のホルモンも食べさせてくれるそうな。
 あと、和牛のすじ煮もある。
Photo_2  しかし、まずは生ビール。
 うむ、長距離運転のあとの生ビールは最高だ。
 ホルモンのほうは、味噌で味付けがしてある。さすがは松阪牛だなぁ、というほどの感動は無し。でも、腸の脂部分はさすが和牛といった感じで、旨い脂だったかな。
Photo_3  牛すじは赤味噌で甘めの味付け。ちょっとこってりした感じで、ビールのつまみにはもってこい。気に入った!
 さて、網を変えてもらって、いよいよ松阪牛さんの来場です。
 こちらは塩だけで味付け。
 脂が溶けてきたぐらいの桜色で食べる。
 うむ、脂が甘い。とろとろだ。
Photo  このとき別の和牛の肉と食べ比べをしたのだが、正直、脂の味が微妙に違うかなというぐらいで、さほどの差を感じなかった。
 まあ、私の舌では、ある程度のランクを超えた和牛は、みんな似たような味に感じられてしまうのだろう。
 ただ、松阪牛にもランクはいろいろあるそうなので、庶民が食べられないレベルの松阪牛になったら、もっと違うのかもしれないけどね。 

「たっぷり喰って飲むぜ」と、意気込んでいたが、なんだかもの凄い勢いで満腹中枢が浸食されていく。
 たぶんこれまでの焼き肉とは比べものにならない脂が原因だろう。
 あっという間に腹が満たされてしまった。
 そのため、普通の焼き肉屋と勘定はあまり変わらないという結果に……うむむ、これは喜ぶべきことなのか?

 つづく

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2011年6月10日 (金)

【雑談】 藤原京大極殿と三重東征

 近畿旅行記その12

 飛鳥とさようならをする前に、ちょっと北上して藤原京の大極殿跡に立ち寄る。
 なにもないことはわかっているが、諸星大二郎の暗黒神話で餓鬼が現れた場所というだけの理由である。
 まずは、橿原市藤原京資料室に立ち寄る。
 藤原京の資料があるそうだが、閉館時間を過ぎていたのにも関わらず、まだ開いていた。
 というか、まったく人の気配がない。
 勝手に入ってくれと書いてあったので、勝手に入る。
 広い会議室のようなところに資料が展示してあるが、やはり誰もいない。
 とりあPhotoえず、大極殿の正確な場所を大きな地図で確認。
 巨大な藤原京のジオラマもあったが、このあたりの地形に土地勘がないので、いまいち興味が持てない。日本風水が好きな人とかには面白いのかも。

 橿原市藤原京資料室からすぐ近くに大極殿跡はある。
 ちなみに、大極殿というのは都で即位の礼など、非常に重要な儀式が行われる場所のこと。
 なぜか駐車場がいくつもあって停め放題なのだが、こんなにたくさんあるとどこに停めれば近いのかわかりづらくて困る。
 目についたところに停めて、大極殿まで徒歩で移動するが、目的地のそばにもうひとつだだっ広い駐車場があって損した気分に……

 

Photo_2到着すると、見事になにもない広大な広場……ここに藤原京があったのだそうな。
 当時を思い起こさせるものとしては、柱の跡が発掘された場所に、実物大の復元模型があったりする。
 大極殿跡にはちょっと木が茂っているだけ。
Photo_3  広々として景色は良さそうだから、晴れた日にピクニックに来たりするのは良いかもしれない。
 この日は雨で、日も暮れかかっていたのでテンションも上がらず、足早にひとまわりしたら撤収する。

 さて、ここからが大変だ。
 奈良県の飛鳥から、三重県の松阪まで一気に東征。
 高速道路を使っても大回りになるので、一般道を走り抜ける。
 山の中、延々と二車線しかない狭い道が続く。
 しかも、他に三重県へ向かう道がないせいか案外と混んでいるうえ、カーブも多く、あまり走りやすくない。なんか疲れる道路だ。
 しかし、ここを切り抜ければ、あれが待っている……そう、松阪と言えば、あれしかない。
 松阪牛だっ! 

 つづく

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2011年6月 9日 (木)

【雑談】 猿石と鬼のまな板

 近畿旅行記その11

 飛鳥最後の石像物は、猿石と鬼の雪隠、鬼のまな板巡りである。
 猿石がある吉備姫皇女王墓の駐車場が見つからず四苦八苦。
 カーナビでもそんなところまでは案内してくれないし……

Photo いろいろあってようやく吉備姫皇女王墓に到着。
 どこに猿石があるんだと思ったら、王墓をかこった鉄柵の中に並んでいた。
 柵越しにしか見られないのは、かなり残念。
 サイズも膝ぐらいしかないので、予想以上に地味な絵面だ。
 ただし、その姿は愛嬌のあって面白い。ちょっと大陸系のデザインかも。

 鬼のまな板は、全国にある巨石の定番の名称。
 鬼の雪Photo_2隠とセットでひとつ。
 本来は古墳の石室が転げ落ちたもららしいが、昔の人が鬼が使ったのだろうと解釈したため、こんな名前がついたそうな。
 鬼のまな板は予想以上に大きくて、なにかの特殊な目的に造られた舞台のようにも見える。
 確かPhoto_3に、予備知識無しで見たら、いったいなんのために巨石をこんなふうに削ったのだろうかと思ってしまうことだろう。

 つづく

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2011年6月 8日 (水)

【雑談】 二面石と五重塔跡

 近畿旅行記その10

Photo  そろそろ飛鳥巡りも締めが近い。
 これまでの野原に転がっているような石造物ではなく、橘寺にある二面石を見に行く。
 二つの顔が背中合わせになっているという石像。
 善と悪の顔に別れているそうな。
Photo_2  寺にあるが石仏というわけではなさそう。
 後年、この寺に運ばれてきたというから、元々は宗教とは関わりのない石像だったのだろう。
 正直、見た目の面白味は少ないかな。
 ちなみに、この二面石も「三つ目がとおる」に登場しており、この内部にはPhoto_3 秘薬の製法が記されているということであった。

 でも、ひっそりと隠れるようにある五重塔跡の礎石は独特の形をしていて、ちょっと面白いかも。  

 つづく

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2011年6月 6日 (月)

【雑談】 亀石かわいいよ

 近畿旅行記その9

Photo  飛鳥のアイドル的存在の亀石だけど、亀形石像物が発掘されたせいで、いろいろ紛らわしくなって可哀相だったりして。
 あぜ道の途中にぽつんとあるとか聞いていたけど、いまではしっかりサイクリング道路が舗装されていて、迷うことなくたどり着けた。
 なんだか民家の駐車場みたいなところに、ぽつねんと鎮座している。
Photo_2  眠そうな顔つきが良い。
 亀というよりは、カエルみたい。
 たぶん作成途中で放棄されてしまったんだろうな、といった印象を受けるが、奇跡的にその姿が愛らしいため人気スポットとなったのだろうと邪推する。
Photo_3
 つづく

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2011年6月 4日 (土)

【雑談】 酒船石と三つ目がとおる

 近畿旅行記その8

 実在する遺跡とフィクションを融合するタイプの話が大好きである。
 諸星大二郎あたりでその面白さに本格的に目覚めたと思うのだが、よく考えると「三つ目がとおる」のほうが先に触れていたのではないかとも思う。
 そんな「三つ目がとおる」でも日本の遺跡を舞台としていたことで印象に残っていたのが「酒船石奇談」というエピソード。
 飛鳥の酒船石は、薬を調合するための装置であるという解釈であった。

Photo  10年ぐらい前、この酒船石の近くで、亀形石像物というインパクトのある遺跡が発見されたおかげで、すぐ近くにある酒船石もさかんにTVに流された。
 そのたびに、この「三つ目がとおる」のエピソードを思い出したものである。
 そんなわけで、飛鳥に行ったら、必ず見ておきたいとは思っていた。

Photo_2  県立万葉文化館の駐車場から、親切に道案内してくれるので、迷うことなく到着。
 お客は一人しかいなかった。
 しかし、真剣に酒船石をいろいろな角度から見つめていたので、なにか思うところがあったのだろう。
 巨石を掘った丸い穴を、直線で結んだ、とても幾何学的で不可思議な姿。
 いったいなんのためにこんなものが造られたのか妄想が広がる。

Photo_3  ただ、すぐそばにどうみても庭石に見える亀形石像物が発見されてしまったことで、酒船石も庭石だったんじゃないかという考え方が固定しちゃいそう。
 図面とかではイメージ沸かなかったけど、両者は本当にすぐ近くにある。
 ただ、高低差はあるので、この二つの石造物が同じ庭にあったという説には無理があるんじゃないかな?
 亀形石像物のほうは、上記の理由であまり妄想は広がらないが、愛嬌のある顔つきは酒船石よりもキャッチーだ。
 もしも「三つ目がとおる」が描かれたとき、すでに亀形石像物が発掘されていたら、どのようにエピソードに組み込まれたのか考えるのも楽しいかも。

 つづく

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2011年6月 1日 (水)

【雑談】 石舞台古墳と手塚治虫

 近畿旅行記その7

Photo  益田岩船に続いて、次は石舞台古墳へと移動。
 車で二十分もかからない。
 こちらは公園内にあるので、探すのもとても簡単。
 観光客も……二組ぐらいいた。

 益田岩船に比べたら段違いの知名度のある石舞台古墳だが、簡単に言ってしまえば古墳の玄室(遺体を入れる場所)がむき出しになってしまったもの。
Photo_2  なんでここまでむき出しになっているのかはさだかではないが、盗掘にあったとか、埋められた権力者に対する報復だとか、そんな感じらしい。
 石舞台古墳というと、思い出すのは「火の鳥 ヤマト編」ですな。
 そこでは突貫工事で古墳を作ったせいで、こんなふうになってしまったという解釈でした。
 また、「三つ目がとおる」では、写楽が石焼き芋を焼いたりしていたりと、手塚治虫に縁のPhoto_3 ある古墳でもあったりして。

 写真だと外からばかり撮影されているが、実は内部にも入れる。
 どちらかというと、内部から見たほうがインパクトが強い。
 本当に巨石の玄室といった感じ。
 大きな石に囲まれるのは、エジプトのピラミッドに入ったときにも似た、静寂というか、落ち着くというか……ともかく、そんな不思議な感じがする。
 お手軽に古墳の巨石玄室を見学するに良い観光スポットだろう。

 つづく

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