【雑談】 藤原京大極殿と三重東征
近畿旅行記その12
飛鳥とさようならをする前に、ちょっと北上して藤原京の大極殿跡に立ち寄る。
なにもないことはわかっているが、諸星大二郎の暗黒神話で餓鬼が現れた場所というだけの理由である。
まずは、橿原市藤原京資料室に立ち寄る。
藤原京の資料があるそうだが、閉館時間を過ぎていたのにも関わらず、まだ開いていた。
というか、まったく人の気配がない。
勝手に入ってくれと書いてあったので、勝手に入る。
広い会議室のようなところに資料が展示してあるが、やはり誰もいない。
とりあえず、大極殿の正確な場所を大きな地図で確認。
巨大な藤原京のジオラマもあったが、このあたりの地形に土地勘がないので、いまいち興味が持てない。日本風水が好きな人とかには面白いのかも。
橿原市藤原京資料室からすぐ近くに大極殿跡はある。
ちなみに、大極殿というのは都で即位の礼など、非常に重要な儀式が行われる場所のこと。
なぜか駐車場がいくつもあって停め放題なのだが、こんなにたくさんあるとどこに停めれば近いのかわかりづらくて困る。
目についたところに停めて、大極殿まで徒歩で移動するが、目的地のそばにもうひとつだだっ広い駐車場があって損した気分に……
到着すると、見事になにもない広大な広場……ここに藤原京があったのだそうな。
当時を思い起こさせるものとしては、柱の跡が発掘された場所に、実物大の復元模型があったりする。
大極殿跡にはちょっと木が茂っているだけ。
広々として景色は良さそうだから、晴れた日にピクニックに来たりするのは良いかもしれない。
この日は雨で、日も暮れかかっていたのでテンションも上がらず、足早にひとまわりしたら撤収する。
さて、ここからが大変だ。
奈良県の飛鳥から、三重県の松阪まで一気に東征。
高速道路を使っても大回りになるので、一般道を走り抜ける。
山の中、延々と二車線しかない狭い道が続く。
しかも、他に三重県へ向かう道がないせいか案外と混んでいるうえ、カーブも多く、あまり走りやすくない。なんか疲れる道路だ。
しかし、ここを切り抜ければ、あれが待っている……そう、松阪と言えば、あれしかない。
松阪牛だっ!
つづく
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