【食事】 松阪市で松阪牛
近畿旅行記その13
延々と、奈良から三重へと一般道を走り続ける。
伊賀市の山深さに、こりゃあ忍者もいるわとか思いながら、ようやく松阪市に到着。
さすがは松阪市だ。市内に入った途端、松阪牛を食べさせる店の看板があちこちに……
腹もぺこぺこで期待は高まる。
この日は旅館ではなくビジネスホテルに泊まり、夕食は松阪牛を堪能する予定。
ホテルのエレベーターでも、サラリーマンがどこで松阪牛を食べられるのかとか接待の話をしている。まあ、松阪市に出張があったら、私だって食べずには帰れないだろう。
せっかく松阪市に来たのだから、ここは贅沢をさせてもらおう。
どこで食べるかは迷ったのだが、有名なすき焼き屋は避けて、あえて焼き肉に決定。
正直、すき焼きというのは、いまいち牛の味が楽しめない気がする。もちろん、美味しい牛で食べるすき焼きも旨いんだけどね。
一升瓶という、松阪市の焼き肉屋ではメジャーな店に入る。ホテルから歩いて行けるのも良い。
ここは、松阪牛のホルモンも食べさせてくれるそうな。
あと、和牛のすじ煮もある。
しかし、まずは生ビール。
うむ、長距離運転のあとの生ビールは最高だ。
ホルモンのほうは、味噌で味付けがしてある。さすがは松阪牛だなぁ、というほどの感動は無し。でも、腸の脂部分はさすが和牛といった感じで、旨い脂だったかな。
牛すじは赤味噌で甘めの味付け。ちょっとこってりした感じで、ビールのつまみにはもってこい。気に入った!
さて、網を変えてもらって、いよいよ松阪牛さんの来場です。
こちらは塩だけで味付け。
脂が溶けてきたぐらいの桜色で食べる。
うむ、脂が甘い。とろとろだ。
このとき別の和牛の肉と食べ比べをしたのだが、正直、脂の味が微妙に違うかなというぐらいで、さほどの差を感じなかった。
まあ、私の舌では、ある程度のランクを超えた和牛は、みんな似たような味に感じられてしまうのだろう。
ただ、松阪牛にもランクはいろいろあるそうなので、庶民が食べられないレベルの松阪牛になったら、もっと違うのかもしれないけどね。
「たっぷり喰って飲むぜ」と、意気込んでいたが、なんだかもの凄い勢いで満腹中枢が浸食されていく。
たぶんこれまでの焼き肉とは比べものにならない脂が原因だろう。
あっという間に腹が満たされてしまった。
そのため、普通の焼き肉屋と勘定はあまり変わらないという結果に……うむむ、これは喜ぶべきことなのか?
つづく
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