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2011年6月14日 (火)

【食事】 松阪市で松阪牛

 近畿旅行記その13

 延々と、奈良から三重へと一般道を走り続ける。
 伊賀市の山深さに、こりゃあ忍者もいるわとか思いながら、ようやく松阪市に到着。
 さすがは松阪市だ。市内に入った途端、松阪牛を食べさせる店の看板があちこちに……
 腹もぺこぺこで期待は高まる。

 この日は旅館ではなくビジネスホテルに泊まり、夕食は松阪牛を堪能する予定。
 ホテルのエレベーターでも、サラリーマンがどこで松阪牛を食べられるのかとか接待の話をしている。まあ、松阪市に出張があったら、私だって食べずには帰れないだろう。
 せっかく松阪市に来たのだから、ここは贅沢をさせてもらおう。

 どこで食べるかは迷ったのだが、有名なすき焼き屋は避けて、あえて焼き肉に決定。
 正直、すき焼きというのは、いまいち牛の味が楽しめない気がする。もちろん、美味しい牛で食べるすき焼きも旨いんだけどね。
 一升瓶という、松阪市の焼き肉屋ではメジャーな店に入る。ホテルから歩いて行けるのも良い。
 ここは、松阪牛のホルモンも食べさせてくれるそうな。
 あと、和牛のすじ煮もある。
Photo_2  しかし、まずは生ビール。
 うむ、長距離運転のあとの生ビールは最高だ。
 ホルモンのほうは、味噌で味付けがしてある。さすがは松阪牛だなぁ、というほどの感動は無し。でも、腸の脂部分はさすが和牛といった感じで、旨い脂だったかな。
Photo_3  牛すじは赤味噌で甘めの味付け。ちょっとこってりした感じで、ビールのつまみにはもってこい。気に入った!
 さて、網を変えてもらって、いよいよ松阪牛さんの来場です。
 こちらは塩だけで味付け。
 脂が溶けてきたぐらいの桜色で食べる。
 うむ、脂が甘い。とろとろだ。
Photo  このとき別の和牛の肉と食べ比べをしたのだが、正直、脂の味が微妙に違うかなというぐらいで、さほどの差を感じなかった。
 まあ、私の舌では、ある程度のランクを超えた和牛は、みんな似たような味に感じられてしまうのだろう。
 ただ、松阪牛にもランクはいろいろあるそうなので、庶民が食べられないレベルの松阪牛になったら、もっと違うのかもしれないけどね。 

「たっぷり喰って飲むぜ」と、意気込んでいたが、なんだかもの凄い勢いで満腹中枢が浸食されていく。
 たぶんこれまでの焼き肉とは比べものにならない脂が原因だろう。
 あっという間に腹が満たされてしまった。
 そのため、普通の焼き肉屋と勘定はあまり変わらないという結果に……うむむ、これは喜ぶべきことなのか?

 つづく

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