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2011年10月28日 (金)

【TRPG】 『クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえばけーしょん』発売予定

 おかげさまでご好評をいただいております『クトゥルフ神話TRPG』のリプレイ、るるいえシリーズの三冊目『るるいえばけーしょん』が11月30日に発売予定です。
 骨董品店るるいえ堂に集まった、いつもの探索者たちが大活躍をします。
 下記は公式サイトから紹介文のコピペ。

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クトゥルフ神話TRPGリプレイ待望の完全書き下ろし第SAN弾!
このまま我が網に抱かれるか?
深きものどもを受け入れるか?
おまえはどちらを選ぶのか?

邪神アトラック=ナチャが「深きもの」と結んだ契約の対象となってしまった小学五年生の女の子、唯花。その未来は深きものと交配するか、それとも蜘蛛神の生け贄になるかの二択だという。
唯花にかけられた呪縛を解くため探索を開始したさやか、睦、佐々原、辰巳先生の四人は日本を離れ、時には夢にも思わぬ夢の世界に踏み込み、地球の太古に結ばれた「死の木の契約」に挑む。
アトラック=ナチャと深きものとの板挟みとなった、女子高生さやかたちの必死の探索行が始まる!
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 なんかいろいろ激しくネタバレしている気もしますが、みなさんの予想が当たっているかどうかは本編でご確認下さい。
 アマゾンでも予約がスタートしているようです。
 皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

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2011年10月27日 (木)

【食事】 久留米ラーメン「清陽軒」

 九州あっちこっち紀行 その9

 熊本県立装飾古墳館をあとにして、山鹿市から博多まで国道三号線を一気に北上をする。
 割と走りやすくて良い道。
 途中、久留米を通るわけだが、ここを素通りすることはできない。
 久留米ラーメンを食べねばならぬ。

 九州は博多ラーメン、熊本ラーメンとかが有名であるが、久留米ラーメンはそれらのラーメンに影響を与えた元祖的な存在だとか、そうじゃないとか。まあ、いろ

いろとある。
 立ち寄ったのは割と有名店らしい「清陽軒」というところ。
 国道から離れていなく、駐車場がしっかりしているのが嬉しい。
 夕食時だったが、それほど混んではいなかった。
 店内は今風の国道沿いにある、入りやすさを重視したようなラーメン屋。独特の雰囲気があるわけではないが、清潔で広々している。
 さっそく一番シンプルそうな「屋台ラーメン」を注文する。
Photo  見た目は博多ラーメンに近いが、ちょっと脂が多めなのが特徴かも。
 味は濃いめだが、さほどトンコツ臭さはなくすっきりとしている。
 麺も博多ラーメンのギリギリまで細さを追求したといったものではなく、心持ち太めで、もちもち感もある。
 私はときどきあるぼそぼそした細麺は苦手なので、これは好きな食感だ。
 薬味が七種類ぐらいあって、いろいろ試せるのも面白い。にんにく醤油が好みだな。

 うむっ、久留米ラーメン、旨かった。
 気に入りましたよ。
 また機会があったら食べるとしよう。

 つづいては、博多の町に繰り出すよ。ひとりでね!

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2011年10月26日 (水)

【雑談】 熊本県立装飾古墳館と横山古墳

 九州あっちこっち紀行 その8

 せっかくなので熊本県立装飾古墳館のほうも学芸員のかたに案内をしていただく。
 贅沢だねー。
 と、その前に、装飾古墳館の敷地内にある横穴古墳を見学させてもらった。
 昭和44年の道路工事で発見されて以来、保存されていたものを、24年かけて装飾古墳館の敷地に復原をした古墳である。
 古墳のある土地と、古墳自体の管轄が別々という、なかなか悩ましい物件なのだそうな。
 学芸員のかたに鍵を開けてもらい、石室内部も見せていただいた。
 浅学ながらどんな装飾があるのか知らなかったのだが、うっすらと同心円文が見える。
 その下には双脚輪状文があるそうだが、だいぶ薄くなっており、ぼんやりとしか確認できなかった。そこにあると思ってみたら、あるような……ないような?
 双脚輪状文はちょっと面白い形をした文様なので、興味のあるかたはぐぐってみること。オカルト好きならば、その形に妄想が広がるだろう。

 館内のほうは閉館間際だったので、駆け足で有名な装飾古墳のレプリカをメインに見学させてもらう。
 レプリカと言われると、あまり気持ちが盛り上がらない私であるが、実際に現物を見た学芸員のかたの説明を聞きながらだと、とても参考となる。
 装飾古墳はいつも一般公開されているわけでもないので、レプリカとはいえこうして一堂に会しているのは手軽に勉強できてよいかもしれないね。
 もちろん、古墳のある現地に赴いて、まわりの環境や空気をひっくるめて感じることも大事だけど。
 他には、学芸員のかたの卑弥呼についての熱い自説を拝聴したり、装飾古墳の彩色方法や塗料について主に語っていたら、あっという間に閉館時間となる。
 残念ながら、これにて楽しい勉強の時間もおしまいだけど、別れ際に「なにかわからないことがあったら連絡ちょうだい」と名刺までいただいてしまった。ありがたや、ありがたや。
 これで装飾古墳をテーマにした仕事の依頼が来ても安心だ。

 そんなわけで、熊本県立装飾古墳館の学芸員のかたには大変お世話になりました。
 この場を借りて、御礼申し上げます。

 さて、お次は久留米ラーメンだよ。

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2011年10月25日 (火)

【雑談】 かなりマイナーな桜の上横穴群

 九州あっちこっち紀行 その7

 熊本県立装飾古墳館の学芸員のかたに案内をいただいて、今度は桜の上横穴群に向かう。
 あぜ道というか、もう畑の中を歩いて行くような感じだ。
 繰り返すようだが、こんなところひとりだったら来られないな。
 そして、バッタが多い。一歩進むごとに、ビョンビョン跳ねて逃げていく。

Photo  さて、この桜の上横穴群を案内してもらったのは、横穴墳墓がどのように蓋をされていたのか知りたかったからだ。
 これまでいろいろ横穴墳墓を見てきたが、どれも入口はぽっかり開けっ放し。
 しかし、当時はもちろん、ちゃんとふさいでいたはず。
 私は石でも積んでふさいでいたのではないかと思っていたのだが、実はちゃんと石板をはめこんで蓋をしていたらしい。そういわれると、多くの横穴の入口部分は蓋がはまるようにへこみをつけて加加工されている。
 現在、ほとんど蓋は無くなってしまっているが、幸運にもまだそれが残っているのが桜の上横穴群というわけ。

Photo_2  あぜ道を歩いて、農道のようなところの途中に桜の上横穴群はあった。
 ふむ……なるほど、ちゃんと蓋が残っているな。この状態の横穴墳墓は初めて見た。
 こうやってふさがれていたのか。
 石板がずれて、奥に穴があるのが見える。
 内部をのぞきこむと、遺体を安置できるように石室が掘られている。
 フラッシュはたけないので、写真は画像処理をしたもの。奥が少し見えると思う。

Photo_3  しかし、こんな上等な石板があったら、長い時間が経てば石泥棒に持って行かれてしまうことだろう。このへんの古い家の庭石とか、床石とかに利用されちゃったんだろうな。
 ここにも装飾古墳があるそうだが、残念ながら公開はされていない。
 コンクリートの小さな建物で保護され、頑丈な扉で塞がれている。
 管轄が山鹿市なので、学芸員さんもここの鍵は持っていないのだそうな。

 さて、外回りはこれでおしまい。
 次は熊本県立装飾古墳館に戻って、館内を案内してもらうよ。

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2011年10月23日 (日)

【雑談】 憎しみを感じる長岩横穴

 九州あっちこっち紀行 その6

 だご汁でエネルギー補給を完了したところで、熊本県立装飾古墳館に向かう。
 ここで事前に案内をお願いしておいた学芸員のかたと合流。
 レンタカーに一緒に乗ってもらって、まずは長岩横穴へと向かう。
 事前の下調べによると、この長岩横穴は非常に解りづらい場所にあるようで、かなり不安だった。これが学芸員さんに案内をお願いした理由のひとつでもある。
 道案内をしてもらいながら向かうと、確かに解りづらい。
Photo  民家の前に地味な石碑がぽつんと立っているだけ。
 しかも、駐車する場所もなくて、ひとりで来たら間違いなく通り過ぎていた事だろう。
 だが、そこはそれ。学芸員のかたは慣れてらっしゃって、近くの駐車場を熟知している。
 これなら安心して見学ができるというものだ。

 ところで、完全に余談であるが、駐車場から歩いている途中、用水路にジャンボタニシのショッキングピンクの卵が大量に生み付けられていた。
 現物は初めて見たが、なんとも禍々しいモノだな。
 どのぐらい禍々しいか知りたい人は、ぐぐってみること。

 さて、さきほど見つけた石碑の奥にある柵の扉を開けて、民家の私道にしか見えないところを「失礼しま~す」と呟きながら、おそるおそる進む。ひとりだったら入るのは躊躇してしまいそう。
Photo_2  その奥、雑草が生え放題の裏山の岩壁に、いきなり横穴が開いている。
 ここが長岩横穴だ。
 ぶっちゃけ鍋田横穴のほうが数も多いし、川沿いになって雰囲気もある。
 それなのになぜ私がここにこだわったかというと、胸をえぐられた人間の彫刻装飾があるからである。ここを読んでいる人なら気づいているかたも多いだろうが、諸星大二郎の「暗黒神話」にも登場したアレだ。
 せっかくなので学芸員のかたに胸のえぐられた理由について尋ねてみる。
 なんでもチブサン古墳と同様に、乳房に対する信仰に関係するのではないかという説があるそうな。
Photo_3  ただ、私が見る限り、人型の彫刻はノミで削り取られ、顔面にはすだれ状の傷がついている。胸や腕のえぐり取られかたも痛々しい。
 とても乳房に感謝をするとか、そういった思いが込められているとは考えられない。どこか憎しみが込められているように感じられる。
 私なりに「埋葬された有力者と敵対する勢力によって削り取られたのでは?」と意見を述べてみる。
 すると、学芸員のかたも「そうかもしれないねー」とあっさり返してくる。
 こうした過去の記録の皆無な古墳の解釈など、これが正解といったものはないので、なんとでも仮説は述べられる。
 研究者のかたは無責任な仮説は出せないだろうが、私のように素人にとっては自由な妄想が広がって面白いものだ。

 学芸員さんの指導のもとで、横穴の内部も見学させてもらった。
 内部は貯蔵庫や防空壕にも利用されていたことがあったそうで、後世に掘られた漢字が残っている。
 あちこちに散らばって掘られており、一部はまだ読めるのだが、どんな言葉なのかはわからない。そのバラバラに残る文字が、妙に不気味な感じであった。

 まだまだ学芸員さんとの見学は続くよ。

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2011年10月22日 (土)

【食事】 じんわり染みるだご汁

 九州あっちこっち紀行 その5

 熊本県立装飾古墳館で古墳を案内していただける学芸員のかたと合流する前、ちょっとだけ時間に余裕ができたので、古墳館の隣にある鹿央町物産館に食事に立ち寄る。
 時間は昼食には遅い午後三時だが、実は朝五時に起きてから、ずっとフルで活動していたため、いままでまったくなんにも食べていない。
 おなかはぺこぺこ。 
 誰もいない広い食堂に入ると、一瞬の迷いもなくだご汁を注文する。
 九州地方の名物料理らしいので、チャンスがあれば食べたいと思っていたのだ。
 だご汁とは、だんご汁とも呼ばれている。
 そり調理法はいろいろバリエーションはあるようだが、共通することは小麦粉を練ったものを、野菜たっぷりの汁にいれたもの。
Photo  こちらのだご汁は味噌仕立て。
 団子といっても丸い団子ではなく、親指ぐらいの太さで長さのモチのようなものである。
 この店では赤米を混ぜた団子が入っているのが、古墳館の隣という食堂っぽい。たいがい歴史博物館の食堂では、他との差別化を図るために赤米とか黒米とかをメニューに入れているものだ。
 まあ、見た目で味も想像がついたが、はてさてどんなものやらと食べてみると……あれっ、なんか地味に旨いな!
 なんとなく、ふにゃふにゃした小麦粉の塊が入っているイメージを持っていたけど、全然違った。
 かなり団子は腰が強い。堅いうどんか、白玉団子ぐらいの歯ごたえで、ちょっとだけもちもちしている。新食感というほどではないが、なんか心地よい歯ごたえだ。
 汁のほうも野菜の味がしっかり出ていて、身体に染み渡るよう。
 たぶん空腹だったせいもあるだろうが、なんかすごい満足感があった。
 うーむ、だご汁を侮っていた。
 阿蘇周辺にはだご汁の店が密集しており、スケジュール的に厳しかったので食べ歩きはあきらめたのだがちょっと後悔かも。
 今度、どこかで食べられるチャンスがあったら、忘れずに食べることにしよう。

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2011年10月21日 (金)

【雑談】 どこまで続く鍋田横穴

 九州あっちこっち紀行 その4

 当初の予定はなかったのだが、チブサン古墳をガイドしてくれたかたが「近くだから見ていけ」とアドバイスをくれたので、熊本県立装飾古墳館へ向かう前に鍋田横穴墳墓群に立ち寄る。
Photo_2  道路沿いからすぐわかる場所に公園がある……と思ったら、いきなり横穴が開いている。
 これが横穴墳墓だ。
 いままではどこにあるんだって苦労して探す事が多かったので、すごいあっさりと見つかって拍子抜けした。
 川沿いに遊歩道がずっと続いていて、反対側の斜面にポツポツと横穴が開いているのだが、これがすべて六~七世紀ぐらいの横穴墳墓だというのだからすごい。ちょっと有り難みが薄まるような。
 墳墓には浮き彫りが施されているものもあるのだが、入口の27号横穴以外はかなりわかりづらい。
27  そして、27号の装飾にある剣を持った大の字の人物像は、なんか子供の落書きみたいでプリティな顔をしている。
 のちほど学芸員のかたに「あの顔は子供がイタズラしたのでは?」と尋ねると、少なくとも明治時代にはあの顔は確認されたそうな。
 川沿いの道を奥へと進むと、だんだんと舗装が整備が悪くなり、薄暗くなっていく。
 行き止まりまで進もうかと思ったが、いくら歩いても先が見えない。
 戻ろうかと思うと、ぽつんと横穴が見つかる。
Photo  だから、もうちょい行ってみようかと、先に進む……これを繰り返していたが、だんだん気味が悪くなってくる。
 なんか、どこかに誘われている!?
 きりがないので途中で引き返す。
 あの道はどこまで続いていたのだろうか。あまり人が歩いている様子も無かったし……ちょっと謎である。

 そんなわけで、いよいよ熊本県立装飾古墳館へ。

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2011年10月19日 (水)

【雑談】 チブサン古墳とオブサン古墳

 九州あっちこっち紀行 その3

 ゆっくりと阿蘇パノラマウェイをドライブしたら、あとは無心に100分ほど運転して山鹿市に入る。
 阿蘇周辺は雰囲気のある景色が多かったが、だんだんと普通の景色になってきたような。
 いまどきの幹線道路は、全国どこを走っても同じ店ばかりが並んでいてつまらないねー。

 目指すは、山鹿市立博物館。
 ここでは装飾古墳好きにとっては定番であるチブサン古墳の石室を見学させてくれるのだ。
 この石室には、赤と黒で彩られた三角模様に、まるで目玉のような同心円が二つ描かれている、非常にインパクトのある装飾が施されている。
 前から一度は見てみたいと思っていた古墳だった。
 もっとも、石室内は一日に二回しか公開しないので注意が必要だ。
 誰もいない博物館の展示物を見学しながら、公開時間を待つ。
 予想はしていたが、公開時間になっても誰一人来なかった。

 さて、博物館のかたが車で先導して、チブサン古墳の場所まで連れて行ってくれる。
 人家もない山中にある古墳だが、意外と綺麗に整備されていた。
Photo_3  前方後円墳であるが、比較的その形が残っている。かってどのぐらいの大きさがあったのか、石が並べられて実物大で示してくれているのも嬉しい。
 簡単な説明を受けながら、いよいよ石室の中へと。
 しっかりとスチールの扉で二重に密閉されている。温度や湿度の変化、そして太陽光を遮断するためだ。
 中は予想以上に狭い。
 しゃがむどころか、四つん這いにならないと入れない。
 しかも、すごい湿気だ。
 もっとも、適度な湿度がないと装飾は劣化するため、これはこれで正しいのだが……こんなに湿気があるとはびっくりだ。やはり何事も経験してみないとわからないな。
 温度の低いサウナ室のような石室をずりずりと中に入ると、小さなガラス窓の向こうに、お目当ての装飾が見える。
 装飾のほうは思ったよりも小さい。
 ただし、色は鮮明に残っていた。もっと劣化しているかと思っていた。
 オカルトファンなら大好物の、三本角の王冠を被った白い人の絵もはっきりとわかった。
 後ろで博物館のかたが見守る中、むーっと装飾を見つめ続ける。
 チブサンというのは、昔、この装飾を見た人が乳房のようだからということで名付けられたそうだが、私にはどうも乳房には見えない。
Photo_2  人の顔というか、フクロウっぽい。
 きっと、昔のオッパイ星人が名付けたのだろう。
 なお、石室内の撮影は禁止。写真は古墳の脇にある模型。
 実物がどんなものか興味あるかたは、山鹿市に行くか、ぐぐってみること。

 博物館のかたの案内は、ここでおしまい。
 近くにあるオブサン古墳の場所を聞いて、ここからは徒歩で移動するのだが、とにかくバッタがすごい。
 草地を歩くと、蜘蛛の子を散らすようにバッタがあっちこっちに飛んで逃げていく。なんでこんなにバッタがいるんだ?
 畑の脇をぽてぽてと歩いて行くと、またちょっとした公園のような場所に出る。
 当然、誰一人いないんだけどね。
 オブサン古墳のほうは装飾のほうは、ほとんど消えてしまっているので、チブサン古墳ほど厳重に保護はされていない。
Photo  ただ、古墳の形状はちょっと面白い。
 円墳に二つの方形が、スフィンクスの腕みたいにくっついている。
 沖縄の亀甲墓にも雰囲気が似ているかも。
 でも、これって作られた当初からこんなだったのかな?
 ちょっと疑問だな。

 次は山鹿市立博物館のすぐ近くにある鍋田横穴である。

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2011年10月18日 (火)

【雑談】 阿蘇山退避命令

 九州あっちこっち紀行 その2

Photo  熊本空港から一時間ぐらいで阿蘇山の山頂に到着。
 せっかくなので阿蘇山ロープウェーに乗りたかったけど、ワイヤーの点検をしているそうで運休。
 しかたなく、有料登山道をレンタカーで登る。

 到着した直後、見学できる区域の拡大のアナウンスが流れる。
 阿蘇山は火口からのガスの具合によって、立入禁止の区域が変化するのである。
 幸いな事にこの拡大のおかげで、火口がよく見える場所に立ち入ることができた。
 火口にたまったエメラルドグリーンの水から、大量の湯気が立ち上っている。なかなか迫力がある。さすがは阿蘇山。
 それにしても、やけに咳が出る。
 これは亜硫酸ガスの影響かと。
 火山だと硫黄臭さ(硫化水素)を警戒するが、亜硫酸ガスも危険。
 案の定、ガス濃度が高まったので避難するようアナウンスが流れる。
 火口から離れれば良いのかと思いきや、周辺すべて立入禁止となり、登山道を降りるように指示される。
 みんな急いで車に戻って、下山を始めた。
 なんか騒然としてきたぞ。
 避難しながら係員の人に聞いたところ、この季節、三日に一回ぐらいは立入禁止になるそうな。
 火口が見られたのは、ちょっと幸運だったのかも。

Photo_2  ギリギリで火口見物ができたことに満足しつつ、阿蘇山を下山。
 今度は北側のルートを通って、山鹿市のほうへと向かう。
 こちらのルートは阿蘇の平野を走り抜ける、とっても爽快な道。
 途中で米塚の真横を通り過ぎる。
 ススキの野原にポツリとある、お椀を伏せたような綺麗な小山。
Photo_3  まるで人工の山のようにも見える。
 星野之宣の「ヤマトの火」では、ここに巨大銅鐸を吊していたとか……いないとか。

 ところで、幸運にも見物できた火口だったのに、なぜかデジカメのデータからすっぽりと消えていた。
 きっと、我々を避難させた理由も、本当はガスなどではなく、もっと名状しがたいモノが現れていたのだ。
 だから、なんらかの方法でソレを撮影してしまったかもしれないデジカメのメモリーを破壊したのだろう。
 阿蘇山おそるべし。

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2011年10月14日 (金)

【雑談】 南阿蘇とレンタカー

 九州あっちこっち紀行 その1

 大分のコンベンションにご招待をいただき、九州旅行に行ってきましたよ。
 まずは羽田空港から熊本空港へ。
 始発に乗って、早朝のスカイマークで格安チケットを利用してみる。
 少しでも長く九州で行動したいから、早起きするのは問題なし。
Photo  しかし、スカイマークの飛行機は小さくて狭いな。新幹線より狭いよ。
 まあ、ほんの二時間程度なので、窓下の景色に見とれたあと(何度、飛行機に乗っても感激してしまう)、うたた寝していたら到着してしまうんだけどね。
 熊本空港は連絡通路がない。空港に降りて、歩いてターミナルに移動。
 空港でレンタカーを借りる。
 車種はクリーム色のパッソ。
 サイドブレーキを足で踏むやつだったうえ、シフトレバーがハンドル脇についているタイプで、慣れないものだから最初は戸惑ってしまった。
 でも、キーを差し込まないでエンジンをかけられる電子キーは、なんか便利かもね。

Photo_2  さて、熊本空港から、一気に南側のルートで阿蘇山へと向かう。
 ソバの花が咲き乱れ、ススキ野原も綺麗。
 暑くもなく、寒くもなく、最適のドライブ日和。
 山道とトンネルをずんずん抜けていくと、ぱあっと開けた場所に。
 南阿蘇の俵山から、阿蘇を見下ろす。
 ここでしばらく世話になるレンタカーと記念撮影。

Photo_3  さらに山道を走ると、もう一度、開けた場所に。
 今度は牧場である。
 牛ものんきに寝転んでいるわい。
 うむ、いよいよ阿蘇にやってきた気がしてきたぞー

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2011年10月 6日 (木)

【雑談】 明日から九州に行ってます

 大分のコンベンションにご招待をいただいたので、ちょっと早めに現地入りして、九州の装飾古墳巡りをしてきますよ。
 ただの素人のくせに、現地の博物館の学芸員のかたや、地元ボランティアのかたに古墳の案内をお願いしたりしていて、無知ゆえの恥をかかないかちょっと緊張したり。
 あとは久留米ラーメンとか、天神の屋台で博多ラーメンを食べたりする予定。

 しばらくメールなどの連絡が取れなくなりますので、どうぞよろしく。

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2011年10月 5日 (水)

【TRPG】 『Role&Roll Vol.85』に記事を書きました

 10月8日発売の「Role&Roll Vol.85」に『クトゥルフ神話TRPG』のシナリオを書かせていただきましたよ。
 下記は公式サイトの紹介記事のコピペ。

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今回は増ページ! 昨年のクトゥルフ特集以来のシナリオ掲載だ! 古びたビジネスホテルに潜む邪悪な影。そのおぞましき秘密に迫る!

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 今回のシナリオは、JGC2011で使用させてもらったもので、現代日本の怪しいホテルを舞台としたジャパニーズホラーっぽい内容です。
 好評発売中の新ソースブック『クトゥルフ・ワールドツアー 忌まわしき古代遺跡』ともども、どうぞよろしくお願いいたします。

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