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2011年10月21日 (金)

【雑談】 どこまで続く鍋田横穴

 九州あっちこっち紀行 その4

 当初の予定はなかったのだが、チブサン古墳をガイドしてくれたかたが「近くだから見ていけ」とアドバイスをくれたので、熊本県立装飾古墳館へ向かう前に鍋田横穴墳墓群に立ち寄る。
Photo_2  道路沿いからすぐわかる場所に公園がある……と思ったら、いきなり横穴が開いている。
 これが横穴墳墓だ。
 いままではどこにあるんだって苦労して探す事が多かったので、すごいあっさりと見つかって拍子抜けした。
 川沿いに遊歩道がずっと続いていて、反対側の斜面にポツポツと横穴が開いているのだが、これがすべて六~七世紀ぐらいの横穴墳墓だというのだからすごい。ちょっと有り難みが薄まるような。
 墳墓には浮き彫りが施されているものもあるのだが、入口の27号横穴以外はかなりわかりづらい。
27  そして、27号の装飾にある剣を持った大の字の人物像は、なんか子供の落書きみたいでプリティな顔をしている。
 のちほど学芸員のかたに「あの顔は子供がイタズラしたのでは?」と尋ねると、少なくとも明治時代にはあの顔は確認されたそうな。
 川沿いの道を奥へと進むと、だんだんと舗装が整備が悪くなり、薄暗くなっていく。
 行き止まりまで進もうかと思ったが、いくら歩いても先が見えない。
 戻ろうかと思うと、ぽつんと横穴が見つかる。
Photo  だから、もうちょい行ってみようかと、先に進む……これを繰り返していたが、だんだん気味が悪くなってくる。
 なんか、どこかに誘われている!?
 きりがないので途中で引き返す。
 あの道はどこまで続いていたのだろうか。あまり人が歩いている様子も無かったし……ちょっと謎である。

 そんなわけで、いよいよ熊本県立装飾古墳館へ。

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