【雑談】 どこまで続く鍋田横穴
九州あっちこっち紀行 その4
当初の予定はなかったのだが、チブサン古墳をガイドしてくれたかたが「近くだから見ていけ」とアドバイスをくれたので、熊本県立装飾古墳館へ向かう前に鍋田横穴墳墓群に立ち寄る。
道路沿いからすぐわかる場所に公園がある……と思ったら、いきなり横穴が開いている。
これが横穴墳墓だ。
いままではどこにあるんだって苦労して探す事が多かったので、すごいあっさりと見つかって拍子抜けした。
川沿いに遊歩道がずっと続いていて、反対側の斜面にポツポツと横穴が開いているのだが、これがすべて六~七世紀ぐらいの横穴墳墓だというのだからすごい。ちょっと有り難みが薄まるような。
墳墓には浮き彫りが施されているものもあるのだが、入口の27号横穴以外はかなりわかりづらい。
そして、27号の装飾にある剣を持った大の字の人物像は、なんか子供の落書きみたいでプリティな顔をしている。
のちほど学芸員のかたに「あの顔は子供がイタズラしたのでは?」と尋ねると、少なくとも明治時代にはあの顔は確認されたそうな。
川沿いの道を奥へと進むと、だんだんと舗装が整備が悪くなり、薄暗くなっていく。
行き止まりまで進もうかと思ったが、いくら歩いても先が見えない。
戻ろうかと思うと、ぽつんと横穴が見つかる。
だから、もうちょい行ってみようかと、先に進む……これを繰り返していたが、だんだん気味が悪くなってくる。
なんか、どこかに誘われている!?
きりがないので途中で引き返す。
あの道はどこまで続いていたのだろうか。あまり人が歩いている様子も無かったし……ちょっと謎である。
そんなわけで、いよいよ熊本県立装飾古墳館へ。
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