【TRPG】 『クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえばけーしょん』発売中
『クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえばけーしょん』が発売されました。
その名の通り『クトゥルフ神話TRPG』のリプレイで、るるいえ堂シリーズも三作目となります。
いよいよ探索者たちも国外に飛び出して、意外なNPCなども登場しております。
是非、本編で確認してみてくださいね。
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『クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえばけーしょん』が発売されました。
その名の通り『クトゥルフ神話TRPG』のリプレイで、るるいえ堂シリーズも三作目となります。
いよいよ探索者たちも国外に飛び出して、意外なNPCなども登場しております。
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九州あっちこっち紀行 その20
そういえば、九州旅行の最終日に、うるかのお店に連れて行ってもらったことを書き忘れていた。
うるかというのは、鮎の塩辛のこと。
本格派のうるかは鮎の内臓だけを使用して、最高の酒のつまみとも称されている。
なにしろ、釣りキチ三平の一平じいさんの好物なのだから間違いない。
ただ、私は一平じいさんほど通人ではないので、内臓だけのうるかはちょっと苦すぎる。
でも、鮎の身を使ったうるかは、魚のうま味がこれでもかと凝縮していて大好き。
酒盗とはまた違ったうま味。川魚だからかな?
お店は民家のガレージといった構えで、なんだか地元の人から秘蔵のうるかを分けてもらうといった雰囲気だ。
本格派の内臓のうるかも味見をさせてもらったが、やはり身のうるかを購入。
あと、近日発売の『るるいえばけーしょん』の辰巳先生とさやかちゃんにも買っていってあげた……と、さりげなく宣伝しておく。
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九州あっちこっち紀行 その19
鮎でおなかいっぱいになったら、地元のかたに天領日田を案内していただく。
まずは日本丸館。
戦前、日本丸という薬を販売して繁盛した豪邸を一般公開している。
邸内には当時の民具や、薬屋らしい骨董品などが展示されている。
私の世代でも、ぎりぎりどこかで見たことあったり、なかったりと、そのぐらいの微妙なラインなところが面白い。
でも、あと十歳若い人にはさっぱりだと思う。
さらに、日田資料館を見学して、最後に案内してくださった地元のコネで泊まってもいないのに歴史ある旅館まで見学をさせてもらった。ありがたい。
そのうえ、赤司日田羊羹の一枚物羊羹をお土産にいただく。
昔ながらの羊羹で、ビニールにパックされているようなものではない。
時間が経つと、糖化といって表面に砂糖が結晶していく。
知らない人が見るとカビかと驚くかもしれないが、とんでもない!
この糖化した部分のコリコリが、もちもち羊羹とのミスマッチな食感で美味しいのだ。
カステラのザラメ部分みたいな感じかな?
天領日田らしい正統派の羊羹でした。
このあと、みなさんとお別れして、長距離バスで福岡空港へと。
最後に空港で博多ラーメンをいただく。
まあ、とくになにも感想はない。
帰りの飛行機で、隣の席がサイズの大きい人だった。
それだけならいいんだけど、隣で大いびきをかく。
いや、それもいいんだけど、呼吸が止まるのがなにより怖い。いびきの途中、ゴプッと音がしたかと思うと、しばらく不安になるほど無音になる……気になってしょうがない。
そんなわけでこれにて九州あっちこっち紀行はおしまい。
ご招待いただいたコンベンション、お世話になったかたがた、みなさんありがとうございました。
とても楽しい九州旅行でした。
おまけとして、私の移動したルートをgoogleマップで表示してみました。
今度は鹿児島や長崎も回ってみたいな。
桜島と有明海を見てみたい。
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九州あっちこっち紀行 その18
最終日、昼食はやなで鮎料理をいただく。
やなというのは、川をせき止めるように大きなすのこを設置して、下りてくる川魚を根こそぎゲットするという漁。
こんなことして川の魚が全滅しないのだろうかと不安になるが、同じ川にいくつもやながあるということは、実は根こそぎということはないのだろう。
焼き鮎、甘露煮、鮎飯、あとなぜか鯉こくなどなど。
目の前を流れる川を眺めながら食べる塩焼きは格別である。
さらに鮎寿司も追加注文。
酢でしめた鮎で酢飯を巻いたものだが、見た目がなんかえぐい。
鮎の目がすごい恨めしそうにこちらをにらんでいる。
最初は日本酒をもらっていたが、日当たりの良い席だったので無性にビールが飲みたくなる。
しかも、川の対岸にはサッポロビールの工場が……きっと、工場直送の新鮮なビールに違いないと生ビールもいただく。
ビール工場を眺めながらいただくビールも格別だ。
お次は天領日田を案内してもらうよ。
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九州あっちこっち紀行 その17
九州旅行も最終日。
地元のかたの案内でうきは市のほうへと向かう。
まずは日ノ岡古墳と月岡古墳。
うきは市立吉井歴史民俗資料館にてボランティアのかたにお願いをして案内をしてもらう。
一般公開はしているが、石室内部には鍵がないと入れないので見学を予約する必要があるのだ。
まずは日ノ岡古墳。
竹原古墳のように神社境内にある。
ここは屋根の岩が落ちており、石室を上から見るといった感じになっている。
見事な同心円が描かれた装飾古墳だ。
しかも、ガラス越しではなく生で見られるのがすごい。
色は残っていないのではと心配していたが、はっきりと残っている。これは感動モノだった。
そして、お隣には月岡古墳がある。
こちらは石室があるわけではないが、掘り出された石棺が社に納められている。
普通なら入れない社の中に入って、ご神体の鏡の下の扉を開ける。
すると、無造作に巨大な石棺が鎮座しているのだからすごい。
なんか探索者になって伝奇シナリオをプレイしている気分。
四方に丸太のような突起のある石棺で、もしかすると家を表しているのかなー、とか思ったり。
あと、どうでもいいことだけど、扉を閉める南京錠が年代物で、とても味があった。
座敷牢とかの錠前みたい。
お次は、少し離れたところにある珍敷塚古墳に車で移動する。
石室を装飾していた石板のみが残っているだけなのだが、その装飾が見事なのだ。
どんな装飾なのかは、例によってぐぐること。撮影は禁止なので。
文章で説明すると靫という矢の容器が三つ並んでいる。九州の装飾古墳には、この靫がやたらと描かれている。なんでなのかはわからないのだが。
そして、大きなワラビ手文様。青い顔料を使った同心円の太陽。その下には船に鳥と賑やか。
装飾古墳でよく見られるシンボルの集大成と言えるだろう。素晴らしい。
そんな素晴らしい石板であるが、過去に古墳が破壊されたとき、そのままうち捨てられていたという受難の歴史がある。
近代になって密閉保存されるたが、聞いた話ではそれでも徐々に劣化が進んで、そのうち装飾は消えてしまうかもしれないとのこと。
まだ、肉眼でわかる段階で実物を見ることができてよかった。
次は鮎を食べに、ヤナに行くよ。
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九州あっちこっち紀行 その16
九州にやってきたメインの目的であるコンベンション当日。
まずはみんなで人狼をする。
第一戦、私が人狼に。
ところがもうひとりの人狼が初っぱなから即死していたので、孤独な戦いが始まる。
なんとか善戦したが、なかなか占い師を食い殺すことができず詰み。
探偵に追い詰められる犯人の気持ちがよくわかった。
第二戦、私は村人。
なんか悪い方向にばかり転がっていって、人狼の圧勝。
少なからず、私が間違った方向に誘導していた気がするので村人のかたたちには申し訳ない。
人狼をやりながら、今度こそ大分のからあげをいただく。
これが旨いんだよな。
ビールがないのが、本当に残念なぐらい。
いつか、缶ビールを片手にからあげの食べ歩きをしたいものだ。
さらに嬉しいことに『クトゥルフ神話TRPG』30周年ということで、お祝いのケーキまでふるまわれた。
私が参加したリプレイコミックの似顔絵チョコつき。素敵、素敵。
みなさん、ミ=ゴは犬より強いのですよ。
疑う人は、私がミ=ゴであなたの探索者を屠ってあげます。
TRPGのほうは『クトゥルフ神話TRPG』のキーパーをさせていただく。
R&Rに掲載されたシナリオ「ガシャン!」をプレイ。
ジャパニーズホラーっぽいイヤーンな演出を楽しんでもらった。
コンベンション終了後は焼きそばを食べて、カラオケへ移動。
新旧ない交ぜでアニソンを絶叫する。
満足、満足。
明日は九州旅行も最終日。
うきは市のほうへ行くよ。
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九州あっちこっち紀行 その15
貸別荘にて、コンベンションの前夜祭。
食事の前にパラノイアのUV(このゲームのGM)をする。
このTRPGを遊ぶのは9年ぶりぐらい。
一部には有名なTRPGであるが、簡単に言えば、狂ったコンピューターが支配する未来社会で、絶対に逆らえない上司の無理難題を、笑顔を絶やさず幸福そうに解決するという内容。
上司に逆らったり、任務に失敗したり、幸福そうでなかったりすると、反逆者としてあっさりと処刑されるが、クローンと呼ばれる残機が6名いるという安心設計。
とにかくサドなUVが、マゾなプレイヤーをいじめまくるのを楽しむという変わったコンセプトのTRPGだ。
いい歳した大人がレーザーガンのオモチャをふりまわして「反逆者はいねがー?」とか「疑いようもなく幸福です!」とか叫んでいるのだが、貸別荘にはお子さんもいて、そんな姿はとても教育に悪い。
けど、まったく気にしない。
クライマックスはロボットの起動コードである、UV作詞の歌をプレイヤーたちが即興アカペラで合唱するという……ほとんど狂信者の集会である。
ゲームのあとは宴会である。
私は焼き肉の鉄板の前に陣取って、不動の姿勢。
赤身の肉に対して、ホルモン率が異常に高かった。
中でもセンマイの量がすごい。赤色の中にセンマイの灰色が混ざって、見た目が実にやばい。
うむ、こいつをショゴス焼き肉と呼ぼう。
お酒のほうは、みんな変わった酒を持ってこようとしたせいか、焼酎と日本酒が少なく、甘い酒が多かったな。
蜂蜜酒やデザートワインがたくさんあって、きっと近日発売「るるいえばけーしょん」のさやかちゃんや佐々原のプレイヤーがいたら大喜びしていたことだろう……と、さりげなく宣伝しておく。
明日はいよいよコンベンションだよ。
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九州あっちこっち紀行 その14
二日目の午前中でレンタカーによるドライブは終了。
あとはご招待いただいた大分のかたと合流しておまかせコース。
タイトなスケジュールをこなしたことで、ホッとしたのか、どしゃーっと疲労が吹き出してきた。
ぼんやりした頭で、みなさんと合流。
もうビールを飲むことしか考えていない、冴えない顔での挨拶で申し訳なかったかも。
お昼はご招待いただいたかたのご厚意で、ハモ料理をいただくことに。
まずはハモしゃぶ。
骨の部分を先に入れて出汁を取る。
あとは、ハモの薄切りをしゃぶしゃぶするだけの簡単なお仕事を繰り返すだけ。
見た目通りの上品な味わい。
骨がこりっと当たるのも、ハモならでは食感かと。
その途中でつまみたいのは、あれだ。
大分名物の鳥の天ぷらだ。
大分では唐揚げのことを天ぷらと呼ぶ。
さくさくっとした厚めの衣が、普通の唐揚げとはちょっと変わっている。
フリッターみたい。
にんにくも効かせてあるのがうれしい。
迷わずマヨネーズをつけて食べるのだ。
変わった料理として、ハモ丼というのもある。
以前にご招待いただいたときに「うまそーだなー」と呟いていたのを聞かれてしまっていたようで、これもごちそうになる。
一見はカツ丼。
しかし、中身はハモをあげたもの。いうなればハモカツである。
甘みのあるトロトロ卵のかかったハモカツは間違いのない旨さ。
お次はパラノイアをするよ。
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※追記
ご招待いただいたかたによると、写真の料理は「とり天」という別の料理だそうで。
鳥の唐揚げは、鳥の唐揚げで別にあるそうな。
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九州あっちこっち紀行 その13
有名神社に参拝をすませたら、そろそろ装飾古墳が恋しくなった頃。
といったわけで、竹原古墳を目指す。
言うまでもなく「暗黒神話」でおなじみの古墳ですな。
近くに博物館とかがないため、自力で探して到着しなければならない。
駐車場とかあるのだろうかとか若干不安であったが……すごい、ちゃんと看板とか出てる。
意外と観光名所としてアピールしているんだな。
カーナビと看板のおかげでまったく迷わずに到着。心配は杞憂であった。
さて、竹原古墳は諏訪神社の境内にある。
肝心の石室に通じる扉は施錠されており、入口の前にある施設で受け付けをしないと入ることはできない。
案内してくれるのかなと思ったら、鍵とカセットレコーダーを渡される。
テープにガイドが吹き込まれているので、勝手に鍵を開けて見学してくれとのこと。
ゆっくり見学できるので有り難いけど、ずいぶんとおおらかだなぁ。
ガイドを聞きながら境内へ続く階段を上ろうとしたら、ちょっと気になることがある。
階段と鳥居が別の場所にあるのだ。
はてなと思い、鳥居のほうへ回ると、こちらから社に上がる道が無くなっている。
昔はあったようだが、整備されずに、草に埋もれてしまった感じ。
階段も無いので、とても上れそうにはない。
うーん、なんでだろう。
オカルト的に考えると、正しく鳥居を抜けて神域へと向かうと、なにかよろしくないものと接触することになってしまうので、あえて神へと辿る道をずらしているのであるとか……なんとか。そんな感じ。
実際は、新しく造った駐車場の正面から上れるように階段を造ったので、昔の鳥居からの道は使われずに廃れたのだろう。
でも、30年前に描かれた「暗黒神話」でも、この入口から上っていたようなので、かなり昔からこの鳥居は誰にもくぐられることなく建ち続けていたのだろう。そう考えると、なんだか感慨深い。
ともかく、竹原古墳の入口へと。
ここに古墳があると知らなかったら、倉庫か機械室かと思うような味気ない建物。
立入の際の注意書きを読んだら、鍵を開けて中に入る。
やや湿度が高い。
古墳の中はどこも湿気ているな。装飾を維持するのには必要な湿度なんだろう。
竹原古墳の装飾は大陸の影響を強く受けたもので、なにを描いたかわからない文様のようなものとは異なり、写実的ですらある。
竜を呼んで駿馬を生ませる説話と関係があるというが、その竜が実に禍々しい感じなのが良いのである。
当然、撮影は禁止なので、興味があるかたは「竹原古墳」でぐぐってみること。
他にも玄武と朱雀が描かれているというが、私の目ではぼんやりとしたなにかにしか確認できなかった。
前日、案内をしてくださった学芸員のかたも、本当に玄武と朱雀なのかははっきりしないと言っていたが……まあ、そっちのほうが派手でいいからというのもあるんじゃないかな?
それとも、昔はもっとハッキリ見えていたのだろうか。このへんは写真資料がないので、残念ながらよくわからない。
これまでのプリミティブな装飾古墳とはおもむきが異なるが、これまた妄想広がる古墳であった。
このあと、ほんのちょっとだけ時間があったので、すぐ近くにある剣塚古墳にも立ち寄ってみる。
前方後円墳の上に神社が建っているのだが、正直、どこからどこまでが古墳なのかはわからない。古墳を見るというよりは、神社に参拝しているようなものだったな。
このあとは、二時間ほど車を飛ばして、一気に大分まで行くよ。
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九州あっちこっち紀行 その12
太宰府天満宮から、今度は宗像大社へと移動。
深い理由はないけど、宗像教授に敬意を表してということで。
到着してみての第一印象は、とにかく駐車場が広い。
なんか神社というより、公共施設みたいな感じの門構えだ。
早朝なので、ほとんど人がいない。
本殿では巫女さんたちが忙しくお祓いかなにかの準備をしている。
のんびり眺めていると巫女萌えの人と勘違いされそうだったので、本殿からちょっと山を登ったところにある高宮祭場のほうへと向かった。
高宮祭場は、社殿のない神籬のもとで神事を行う古代祭祀を伝える場だそうな。
すなわち、建物の中ではなく、山の中にある神木を依り代にして、野外で神事を行うというわけ。
でも、実際には森の中にある広場というだけで、観光客的には見所はない。
こんなのを喜ぶのは、私のような物好きだけ……かと思いきや、最近だとパワースポットという名前をつけて売り込んだりもしている。
どんな場所でも観光名所にできちゃうパワースポットって、便利な言葉だよね。
お次は竹原古墳だよ。
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今月末に発売予定の『クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえばけーしょん』の表紙が公開されたようです。
今度も弧印さんの素敵なカラーイラストですよ。
なぜ女子高生探索者がドレス姿なのか?
睦ちゃんはなんでネコ耳をつけているのか?
このへんの謎は、すべて本編を読めば解明されます。
まだ予約をされていないかたは、お早めに!
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九州あっちこっち紀行 その11
早起きをして、せっかく博多に来たのだから太宰府へと向かう。
言うまでもなく菅原道真公を祭った神社だ。
もっとも有名な御霊信仰、もしくは天神信仰の場として寄っておきたい場所であった。
早朝に到着したため、有名な観光地にもかかわらず、散歩中の地元のかたぐらいしか見あたらない。
誰もいない境内は気持ちがよいので、少し散歩してみることにする。
早朝のため、太宰府の名物でもある、参道に並ぶ茶屋は軒並み閉まっていたが、おかげで静かに散歩が楽しめた。
さすがに境内は華やかで、池にかかる橋とかゴージャスな感じ。
そして、膨大な量の絵馬……みんな学業祈願である。
これだけの願いが集まっていると、なんか圧倒される。妙なモノでも生まれそう。
境内の奥にある天開稲荷社にも行ってみる。山の上にあり、なかなか階段がきつい。
思ったよりもこざっぱりとした社だが、裏手にある岩のほこらは味わい深い。でも、造られたのは戦後みたいだね。
ずっと装飾古墳を見てきたので石室かとも思ったが……でも、こんな山の上にむき出しになっているのは変か。
太宰府の隣にある九州国立博物館のほうは、ちょっと時間が無かったのでパスした。残念。
ところで、境内を歩いていると、地元のかたらしい人たちに何度も「おはよう」の挨拶をされる。
池の鯉に餌をやっていた坊やにまで「おはようございます」とか挨拶されてしまった。
太宰府のかたたちは礼儀正しいですな。
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九州あっちこっち紀行 その10
夜明け前から、ずっと動き続けていたので、天神のホテルに到着したときにはへとへとになっていた。
だがしかし、運転から解放されたら、やることはひとつ。
部屋で靴を脱いだら、すかさず缶ビール500mlを一気にあける。
ぷはーっ、旨し!
なんだかこのままベッドの中に溶けてしまいそう。
しばらく靴を脱いだ開放感に浸っていたが、やはり博多に来たら屋台をのぞきに行きたいものだ。
慣れない土地だが、地図を頼りに屋台がありそうな駅前へと移動する。
繁華街に近づくにつれて、ぽつぽつと屋台が見えてきて、駅前の大通りにはずらっと並んでいる。
ただ、なんか混んでいる屋台が多い。
もしくは、誰も座っていないかのどちらか。両極端なのだ。
こちらはひとり。
混んでいる店で居心地悪い思いをするよりは、すいている店に入ることにした。
先客もすぐにいなくなって、客は私一人になってしまった。
ホルモンを食べたかったので、のれんにホルモンと書いてある店を選んだのだが、品書きを見ても見あたらない。
聞いてみたら、今日は仕入れていないとのこと。
なんでも、ホルモンブームのせいで安くて良質のホルモンが手に入らないのだそうな。
がっくり。
しかたないので、おでんともつ鍋をもらう。
おでんの味は特筆すべきものはないが、餃子巻きという、さつまあげに餃子をいれたタネは初めて食べた。ワンタンのような感じで、面白いな。
もつ鍋は、まあ出汁は美味しいかな。もつは少し固かったけど。
焼酎を少し飲んで、屋台のお兄ちゃんとたわいもない雑談をする。
先に飲んだビールと焼酎で、ほろ酔い加減になったところで屋台を出る。
〆はお待ちかねの博多ラーメンだ。
屋台で食べても良かったが、すぐ近くに繁盛しているっぽい古びた博多ラーメンの店があったので、そちらに寄らせてもらう。「赤のれん」というお店だ。
ラーメン屋だけど、半分以上の人が餃子とかをつまみに酒飲みに利用している。
これは東京ではあまりない光景だな。
ビールにも惹かれたけど、ここはシンプルにラーメンのみを注文。
久留米ラーメンよりもトロッとしたスープで、博多ラーメンっぽさがある。細麺にもよくからむスープだ。
ずるずると勢いよくすすれば、細麺とスープが渾然となって、ちょうど良い塩梅。
ほんの数口ですすりきってしまった。
替え玉をしたいところであったが、さすがに満腹なので、ここでおしまいとする。
とかいいながら、帰り道、缶ビールを買って、風呂につかりながら飲んだりして。
これにて九州旅行の初日は終了。
実にハードな一日であった。
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