【雑談】 胎内神社で木花咲耶姫と対面したかった
富士山ぐるりと紀行その1
ちょっと富士講について知りたいと思い、富士山をぐるりと一周するドライブ旅行に出かける。
富士講というのは、富士山への信仰のこと。
江戸時代に富士参拝が流行して、町の人たちが積み立てとかして富士山を詣でたりした。修験道にも関係が深い。
関東の人は富士塚なんてものを見たことがあるかもしれない。あれも富士講が由来で、富士山を登山する代わりに富士塚を登ったのである。
詳しく知りたいかたはwikiで調べてみること。
さて、最初に訪れたのは河口湖フィールドセンター内にある船津胎内神社(無戸室浅間神社)。
拝殿の中は富士講の奉納品でいっぱいだ。
古いモノから、最近のモノまで。いまでも続いているだなぁと感心する。
この拝殿の奥には船津胎内樹型という洞窟があり、その奥に祭神である
木花咲耶姫が祭られている。
この洞窟は、富士山が噴火したときの溶岩で埋められた樹木の名残。その後、溶岩は固まってから樹木だけがなくなってしまい、洞窟となったというわけ。 嬉しいことに中に入ることができるのだが、予想以上に狭かった。
この洞窟内には木花咲耶姫の祭られている母の胎内と呼ばれる穴があり、なんと木花咲耶姫が海幸彦と山幸彦を産んだ場所とされているのだが……そこはさらに狭くて、とても入ることはできない。うつぶせになって這って入らないと無理だ。
受付でも入るのはかなり厳しいと警告され、さらには「本日は立入禁止」とまで書かれてある(受付の人によると、別に入って良いみたいだったが)。
汚れても平気なジャージでも着ていれば、根性を出して入ってみても良かったのだが、ドライブも始まったばかりだというのにそんな冒険はできない。残念ながらあきらめる。
とはいえ、ここは富士講で富士登山に来た人が、身を清めるために胎内巡りをしたところ。
洞窟をくぐり抜けただけでも、これからのドライブの安全は保証されたと言って良いだろう。
お次は北口本宮浅間神社に行くよ。
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