【雑談】 倶多楽湖からポロトコタン
登別をあとにする前に、倶多楽湖へと寄る。
本当ならクマ牧場から倶多楽湖のカルデラ湖らしいまん丸の姿が拝めるはずだったのだが、霧が濃くてまったく見えなかった。
北海道にしては、やや狭い観光道路を走って、倶多楽湖へと到着。
この倶多楽湖は摩周湖に次いで、国内二番目の透明度を誇るというのに、簡単に車で湖岸まで行けるという、ちょっと素敵な湖。
ところが……うわ、誰ひとりいない。
なんでも、マス釣りが解禁されなかったようで、唯一ある小屋も閉まっている。
遊泳も禁止だから、こうなると湖を見ることしかできない。
そして、国内二番目の透明度という微妙な知名度の湖を見たいという人は、あまりいないということだろう。
誰もいない、恐ろしいほど静かな湖のほとりで、水晶のようにすんだ湖水を見ているのは気持ちはいいのだけど……さすがに寂しい。
早々に立ち去ることにした。
結局、湖の向かう観光道路ですれ違った車は一台だけであった。
その後、アイヌ民族博物館のあるポロトコタンへ。
割と有名な観光地で、修学旅行らしき観光バスなんかも停まっていた。
博物館のほうは、クマ牧場の展示とだいぶかぶってしまっているな。
でも、アイヌの墓標は興味深かった。
地方によって形状が異なるようだが……この風習って、いつぐらいからのものなんだろう?
あと、敷地内で飼われている北海道犬がかわいかった。
目がかわいい。
真っ白なところがかわいい。
犬や猫に嫌われることで定評のあるボクに、おとなしくなでさせてくれたところがかわいい。
でも、写真を撮ろうとすると、ぷいっとそっぽむくんだよなぁ。
あと、見た目のふわふわ感に比べて、毛はかなり堅かった。風雪に耐えてきたせいかな?
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