今月はみんな忙しくて、月イチのゲーム会は開けなかった。
しかたないので、今月はカード&ボードゲーム大会とする。12時から19時まで、ぶっ続けで7時間プレイ。
いろいろゲームを持ち寄ったが、プレイできたのはたった三種類であった。残念。
まずはパラノイアカードゲーム。私が大好きなTRPG「パラノイア」のカードゲーム版である。
実に題材に忠実で、バランスなんてほとんど無いお馬鹿ゲームであるが、私は大好き。これをプレイすると、なんかTRPGのパラノイアを遊んだ気分になれてお得である。
コンピューターから指示される無理難題のミッションをみんなで解決しようとするフリをしながら、仲間を反逆者に仕立て上げ、撃ち殺すというゲーム。
とにかくミッションの内容が面白い。どれもTRPGのシナリオとしてプレイしたくなるような秀逸さだ。
今回、前回やたらと時間がかかった教訓を活かしてクローンを6人から4人に変更してプレイ。このクローンがゼロになるとゲーム終了なので、これで少しはプレイ時間が短くなるだろうという目論見だ。
とはいえ、終了まで3時間以上かかってしまった。
ゲームルール自体はそんなに複雑ではないのだけど、カードの種類が多く、いちいち効果を読み込まないといけないのがプレイ時間が長くなる原因かと思われる。
最終的には、私がインディゴクリアランスまで出世して勝利する。
次はデッド・マンズ・トレジャー。
与えられた点数札を順番に宝島に置いていって、一番高い点数札を置いたものが島の宝を獲得する権利を得るという入札系のゲーム。
非常にシンプルで、見た目ですべて理解できるので、子供にも向いているかも。
あまり考えてもしかたがない気がするので、悩まずにフィーリングでさくさくプレイするのがよろしいかと思われる。
実際、一時間もかからずに終了した。
ちょっと自分にはアクが少なくて、物足りないかな。
最後はシュティヒェルン。トリックテイキングゲームである。
このゲームは奇妙なことに、まったく私の肌に合わなかった。
たぶん、疲れて頭が働かなくなっていたんだと思われる。最低限のルールは理解したのだが、どのようにプレイしたら勝てるのか頭が働かない。
ぼんやりとゲームを進めていったら、だんだんと落ち込んで、最終的には断トツでビリになっていた。
このゲームをプレイしていて思ったのは、私は物語を想像させる要素の無いゲームはあまり好きではないということだろうか。
海賊の宝を獲得するとか、家畜を競り落とすとか、謎の遺跡を発掘するとか、ゲームシステム以外にテーマがあると、物語を想像しながら楽しくプレイすることができる。
逆に数字しか記されていないようなトランプのようなシンプルなスタイルだと、ちょっと肌に合わないと、途端にゲームな魅力を感じなくなってしまうのかもしれない。
クルーは推理が下手でも楽しいけど、スルースはシンプル過ぎて飽きちゃう、といったところか。
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